• HOME
  • 記事
  • 書籍紹介 , 特集
  • 聖書にまつわる疑問からクリスチャンのリアルな日常まで、みんな教えます!『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)

聖書にまつわる疑問からクリスチャンのリアルな日常まで、みんな教えます!『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)

『上馬キリスト教会ツイッター部のキリスト教って、何なんだ?―本格的すぎる入門書には尻込みしてしまう人のための超入門書』(ダイヤモンド社)が7月29日に発売された。
著者は上馬キリスト教会(東京都世田谷区)の教会員で、弊サイトで「クリスチャンな日々」を連載中のMARO(マロ)さん。タイトルにもあるように、著者は同教会のツイッターでは「まじめ担当」として、誰にでもわかりやすい言葉で聖書の世界を解説。これまでに「ふざけ担当」ことLEON(レオン)さんと共著で『上馬キリスト教会の世界一ゆるい聖書入門』、『上馬キリスト教会ツイッター部の世界一ゆるい聖書教室』(ともに講談社)を出版している。

あとがきによれば、担当編集者の「A4用紙何枚にも及ぶ疑問集」がきっかけで生まれたという同書は、まさにキリスト教の“キ”の字も知らない人でも楽しく読める超入門書だ。
第1章『ざっくり知るキリスト教』では、「キリスト教ってどんな宗教?」「聖書ってだれが書いたの?」「クリスチャンは何に対して祈ってるの?」など、多くのノンクリスチャンから寄せられる疑問に、一つひとつ丁寧に解説している。
「聖書にも『分からないことは分からないと言え』と書いてあるので、正直に言ってしまいます」、「カレーライスにいろいろな種類があるように、キリスト教にもいろいろな教派があるわけです」等々、著者の飾らない人柄がそのまま表れた文章に、キリスト教や聖書に対して身構えてしまう人も「そっかー、そうなんだ」と肩の力が抜けるのではないだろうか。

第2章『クリスチャンから見た世界』では、クリスチャンになると人は何がどう変わるのか、著者ならではの視点でリアルなクリスチャンライフが語られている。クリスチャン=いい人なんかじゃないし、怒ることだってある。神様はときに、自分の力では乗り越えられない試練も与える・・・。そんなエピソードの数々は、クリスチャンが読めば「あるある」と思わずニヤリとしてしまうかも。
「えっ、じゃあ、クリスチャンとそうでない人は一体何が違うの?」と思ったノンクリスチャンの人には、ぜひ同書を手に取ってみてほしい。

第3章『ゆるーくたどる聖書ストーリー』は、天地創造からイエス・キリストが十字架にかけられ、復活するまで、聖書の流れをざっくりまとめたダイジェスト。ここさえ読めば、聖書を1ページも読んだことがない人も、数ページで挫折してしまったという人も、“読んだつもり”になれるはずだ。

MAROさんは語る。
「“せかゆる”はとにかく聖書やキリスト教に『親しんでもらう』ことを目的にした本でしたが、こちらは『親しみつつ、楽しく学べる』本。最初の計画では2019年の秋に出る予定だったんですが、いろいろあって一年近く遅れてしまいました。でも、結果的に新型コロナウイルスによって人々の価値観が大きく変わったタイミングで出せたのは神様の計画だったのかなと思います。僕の座右の銘は、師匠に言われた『Work hard and pray, then everything will be as it should.(一生懸命やって、祈れ。そうすれば万事なるべきようになる)』。この価値観の転換期に自分を見失いかけている方や、新しい生き方を模索している方に読んでほしいです」

人生は神様と一緒に組み立てるプラモデルです。それはとても複雑で難しいプラモデルですが、神様が用意した完璧なプラモデルですから、「パーツが足りない」なんて事態はないんです。神様と一緒に丁寧に作っていけば、必ず完成するんです。
ーー『上馬キリスト教会ツイッター部の キリスト教って、何なんだ? 本格的すぎる入門書には尻込みしてしまう人のための超入門書より』

同書にこう書かれているように、この本は今何かに悩んだり、苦しんでいるあなたの人生のパーツの一部になり得るかもしれない。

日本で生活していても、映画やドラマ、絵画などのカルチャーをはじめ、意外に聖書の価値観に触れる機会は多い。視野を広げ、世界を知るための入門書としてもおすすめの一冊だ。秋の夜長のお供に、ぜひ。

『上馬キリスト教会ツイッター部の キリスト教って、何なんだ? 本格的すぎる入門書には尻込みしてしまう人のための超入門書』
ダイヤモンド社
2020年7月29日初版発行
1400円(税別)

Share

Related Posts

おすすめ