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2019年度「世界平和の日」のテーマは「平和に奉仕する良い政治」

投稿日:2018年11月8日 更新日:

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全世界のカトリック教会では毎年1月1日を「世界平和の日」として、特別に平和のために祈るが、教皇フランシスコは7日、来年度「世界平和の日」のテーマを発表した。それは「平和に奉仕する良い政治」(仮訳)。

「世界平和の日」は、1968年、ベトナム戦争が激化する中で、教皇パウロ6世により制定されたもの。それをカトリック教会では今も受け継いで、新年にあたり、戦争や分裂、憎しみや飢餓などのない平和な世界が来るようにと、降誕したキリスト「平和の君」に平和を祈り求める。

教皇は毎年この日のためにメッセージを送ってきた。米国同時多発テロ事件(2001年)のあった翌年のテーマは「正義なしに平和はなく、ゆるしなしに正義はありません」、そして今年のテーマは、難民問題で揺れる世界の現状を踏まえて、「移住者と難民、それは平和を探し求める人々」だった。

現職者:フランシスコ(第266代)(写真:ウィキペディア)

バチカン広報部は以下のようなコメントを発表した(バチカンニュース)。

「政治的責任は、すべての市民に属するものです。特に、守り、統治する役割を負った人々の責任はなおさらです。

その使命は、権利を保護し、社会の成員・世代・文化間の対話を促進することにあります。

相互の信頼なしに、平和はありえません。信頼は、約束を尊重する上での第一の条件です。

政治活動は、カリタス(愛)の最も高度な表現の一つです。それは人々の命、地球、若者や子どもたちの未来を気にかけ、それを実現させることを熱心に目指すものです。

聖ヨハネ23世の回勅『地上に平和を』(1963年)に記されるように、人間がその権利を守られる時、その人の中に他人の権利を尊重する義務感が芽生えます。

人間の義務と権利は、自分が神と他の人々と共に、一つの共同体に帰属しているという意識を育てます。

それゆえに、私たちは、誰もがその尊厳と権利を尊重される、未来の良き知らせとして、平和を告げ、もたらすよう招かれています」

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守田早生里(もりた・さおり)

守田早生里(もりた・さおり)

日本ナザレン教団会員。社会問題をキリスト教の観点から取材。フリーライター歴10年。趣味はライフストーリーを聞くこと、食べること、読書、ドライブ。

2018年11月17日 患難との戦い(フィリピの信徒への手紙 1:12-20)
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兄弟たち、わたしの身に起こったことが、かえって福音の前進に役立ったと知ってほしい。

つまり、わたしが監禁されているのはキリストのためであると、兵営全体、その他のすべての人々に知れ渡り、

主に結ばれた兄弟たちの中で多くの者が、わたしの捕らわれているのを見て確信を得、恐れることなくますます勇敢に、御言葉を語るようになったのです。

キリストを宣べ伝えるのに、ねたみと争いの念にかられてする者もいれば、善意でする者もいます。

一方は、わたしが福音を弁明するために捕らわれているのを知って、愛の動機からそうするのですが、

他方は、自分の利益を求めて、獄中のわたしをいっそう苦しめようという不純な動機からキリストを告げ知らせているのです。

だが、それがなんであろう。口実であれ、真実であれ、とにかく、キリストが告げ知らされているのですから、わたしはそれを喜んでいます。これからも喜びます。

というのは、あなたがたの祈りと、イエス・キリストの霊の助けとによって、このことがわたしの救いになると知っているからです。

そして、どんなことにも恥をかかず、これまでのように今も、生きるにも死ぬにも、わたしの身によってキリストが公然とあがめられるようにと切に願い、希望しています。

(フィリピの信徒への手紙 1:12-20)

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