1月24日「よろしい。清くなれ」

イエスが手を差し伸べてその人に触れ、「よろしい。清くなれ」と言われると、たちまち、重い皮膚病は清くなった。(マタイ8:3)

主イエスが山から下りられると、重い皮膚病の人が主に近寄ってきた。当時、重い皮膚病の人は、神に呪(のろ)われた者として町の外に隔離され、律法によって人々に近づくことを禁じられた。だからその人は、ユダヤ社会の厳しい律法を破り、石打ち刑の危険さえ覚悟していたのである。彼をしてこのような冒険をさせたのは、「悲惨な状況から救われたい」という切なる願いと、主イエスに対する絶大な信頼であった。彼は、「主よ、御心ならば、私を清くすることがおできになります」と言った(2節)。彼は主が意思すれば、その意思どおりになる力のある方、神と等しい方であると、彼は主イエスを信じた。そして、主の自由な意思を尊重して、「御心ならば」と謙遜(けんそん)に言い、かつ大胆に願った。この病人から私たちは、主に対する謙遜と大胆さを学ぶ。主イエスは、「よろしい。清くなれ」と言って、手を差し伸べ、その体に触れて彼を癒やした。重い皮膚病を患って社会から差別され、締め出されていた人を癒やすことは、主の望みであった。

主イエスは、病人の苦しみと悲しみに深く共感し、これを担われる救い主である。旧約の預言者イザヤは、神が世に遣わされる救い主、メシアについて、「彼はわれわれの病を負い、われわれの悲しみを担った」(イザヤ53:4)と預言した。主イエスは人々の患いをその体に負い、その悲しみを担うために、人の体を持つ方として世に来られた。謙遜と大胆さをもって主に近づき、その御子に触れていただく者は、罪と患いを癒やされて、神の恵みの中で生きる者とされる。

Share

Related Posts

None found

  1. キリシタンなのに仏門に入るとはこれいかに!? 〜黒田官兵衛の謎〜 

  2. 【連載小説】月の都(35)下田ひとみ

  3. 3月31日はよど号ハイジャック事件が起こった日

  4. 11月4日は原敬暗殺事件のあった日

  5. 6月23日は沖縄慰霊の日

  6. 4月28日はシンドラーの誕生日

  7. 12月4日はE.T.の日

  8. 10月4日はルーテル学院大学の創立記念日

  9. 【chiyoのGOD ONLY KNOWS!】第11回 ブラジルにて(後編)

  10. 5月9日はアイスクリームの日

  11. 神さまが共におられる神秘(5)稲川圭三

  12. 【毎日連載】思い出の杉谷牧師(15)下田ひとみ

  13. 2020年8月19日「私は、自分の道を進まねばならない」

  14. 神さまが共におられる神秘(78)稲川圭三

  15. 【宗教リテラシー向上委員会】 クリスティングル 英国のクリスマス 與賀田光嗣 2020年12月1日

クリスチャンプレス をご支援ください

300円 1000円 5000円 10000円

※金額のご指定も可能です。

金額をご指定

リンク用バナーダウンロード

画像をダウンロードしてご利用ください。

リンクを張っていただいた場合は、ご連絡いただけると幸いです。