【今日の聖書】1月25日 使徒言行録3章1〜10節
さて、ペトロとヨハネは、午後三時の祈りの時間に神殿に上って行った。
すると、生まれつき足の不自由な男が運ばれて来た。神殿の境内に入る人に施しを乞うため、毎日「美しい門」と呼ばれる神殿の門のところに置いてもらっていたのである。
彼はペトロとヨハネが境内に入ろうとするのを見て、施しを乞うた。
ペトロはヨハネと一緒に彼をじっと見て、「私たちを見なさい」と言った。
その男が、何かもらえるのかと期待して二人に注目していると、
ペトロは言った。「私には銀や金はないが、持っているものをあげよう。ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。」
そして、右手を取って立ち上がらせた。すると、たちまち、その男は足やくるぶしがしっかりして、
躍り上がって立ち、歩きだした。そして、歩き回ったり躍ったりして神を賛美し、二人と一緒に境内に入って行った。
民衆は皆、彼が歩き回り、神を賛美しているのを見た。
彼らは、それが神殿の「美しい門」のそばに座って施しを乞うていた者だと気付き、その身に起こったことに驚いて、卒倒しそうになった。
※聖書の引用は新しい「聖書協会共同訳」を使っています。
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