共産党監視下に中国で急増するキリスト教徒 2020年12月21日

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クリスマス直前の12月19日、メディア『フォーブス・ジャパン』が、「意外にも中国で、クリスチャンが急増しているのをご存知だろうか」とする記事を掲載した。

なぜ、いま中国でキリスト教徒が増えているのだろうか。プロテスタントの信者である筆者(廣田壽子氏)が、中国滞在中の9年間、上海の教会に出席していた体験をふまえて、中国の教会の実情についてレポートしている。

中国の総人口14億人のうち、キリスト教徒が約5%を占めている。中国でキリスト教会が公然と活動するには、中国共産党政府が認めた団体に所属し、政府当局に登録しなければならない。政府は教会に対して、教会は、外国の影響力を排除し、中国人によって教会運営することを要求している。

政府の研究機関「中国社会科学院」が発表した宗教白書によると、2010年の中国のキリスト教会の数は5万5千カ所、信者は約3千万人。その内訳はプロテスタント信者が2300万人強、カトリックが600万人、その他ロシア東方正教会の信者などが100万人と発表していた。

しかし非公認の教会を含めると、総人口のうち約10%に近い1億3千万人に上るという見方を、米国の福音派メディア「クリスチャニティ・トゥデイ」がしている。米国の無党派シンクタンク「ピュー・リサーチ・センター」は6700万人(全人口の5%)だと発表している。

非公認とは、無届けで運営を行っている教会のことで、カトリック系教会は「地下教会」、プロテスタント系は「家庭教会」と呼ばれている。最近、これら非公認教会の数が増加している。共産党政府は、許可を得ないで活動する宗教を「邪教」とみなし、引き締めを強めている。(CJC)

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