カトリックのキリスト教主義大学、すべての学生に修業支援金を給付 経済的な困窮学生の支援も

 

新型コロナ・ウイルスによる経済活動の自粛は、大学生にも大きな影響を与えている。アルバイトの休業や自粛を余儀なくされ、経済的に厳しい状況に直面している学生が増える中で、カトリックのキリスト教主義大学では、今後も学修を継続していけるよう、オンライン授業の受講環境整備を含む経済支援や、返済不要な給付型奨学金制度の新設など、支援を打ち出した。17日現在、次のとおりとなっている。

【北海道・東北】

藤女子大学(ハンス・ユーゲン・マルクス学長、札幌市)
オンライン授業に伴い、すべての学生に対して、5万円を上限とした支援金を給付。
学修環境整備奨学金の給付について(5月3日)

天使大学(田畑邦治学長、札幌市)
オンライン授業に伴い、すべての学生に対して一律5万円の支援金を給付。
学長からのメッセージ(5月13日)

【関東】

上智大学(曄道佳明学長、東京都千代田区)
アルバイトなどの収入が激減し、経済的困難に直面している学生・留学生に対して10万円の支援金を給付。
新型コロナ・ウイルス感染拡大に伴う経済支援について(5月8日)

清泉女子大学(佐伯孝弘学長、東京都品川区)
経済的状況に応じた修学支援として新たな給付型の支援制度を設置。現在の奨学金制度を2倍以上に拡大。
○【重要】新型コロナ・ウイルス感染症に関連する本学の支援について(5月3日)

聖心女子大学(髙祖敏明学長、東京都港区)
家計の収入減、アルバイト等の収入減などによって、修学継続が困難な状態となった学生に対し、返済を要しない緊急支援奨学金(10万円給付、200人まで)、一時的に資金が不足する学生に対して、緊急支援奨学金(5万円、または10万円の貸与、50人まで)を新設。従来からある経済的困難者へ給付型奨学金の拡充。
新型コロナ・ウイルス感染症の流行に伴う学生支援について(5月13日)

清泉女学院大学(写真:Naganojmmmm)

【中部】

清泉女学院大学・短期大学(山内宏太朗学長、長野市)
経済的に学業を継続することが困難となった学生を対象に、緊急奨学金(上限40万円)を給付。
新型コロナ・ウイルス感染症の影響に対する本学の修学支援について(5月14日)

南山大学(ロバート・キサラ学長、名古屋市)
オンライン授業に伴い、すべての学生に対して一律5万円の支援金を給付。経済的に学業を継続することが困難となった学生を対象に、緊急の無利子奨学金制度(上限50万円)を給付。
新型コロナ・ウイルス感染症拡大に伴う緊急修学支援について(5月8日)

【関西】

京都ノートルダム女子大学(中村久美学長、京都市)
オンライン授業に伴い、すべての学生に対して一律3万円の支援金を給付。経済的に学業を継続することが困難となった学生を対象に、緊急支援奨学金(1人あたり20万円)を支給。
新型コロナ・ウイルス感染拡大に伴う緊急経済支援について(5月13日)

エリザベト音楽大学(写真:Taisyo)

【中国】

ノートルダム清心女子大学(原田豊己学長、岡山市)
経済的に学業を継続することが困難となった学生を対象に、学費の全額または2分の1の奨学金を給付。
新型コロナ・ウイルス感染症感染拡大防止に関する大学の支援策について(5月2日)

エリザベト音楽大学(川野祐二学長、広島市)
下宿生に2万円、寮生に1万円の家賃補助。アルバイト代減収への支援金として一律1万円の生活費補助を給付。
新型コロナ・ウイルスの影響で困窮する学生への支援策(4月23日)

【九州】

聖マリア学院大学(井手三郎学長、福岡県久留米市)
オンライン授業に伴い、すべての学生に対して一律5万円の支援金を給付。
新型コロナ・ウイルス感染症に関する本学の対応について(5月1日)

 






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