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カトリック福岡教区、「緊急事態宣言」解除を受けて6月1日から公開ミサを再開

 

カトリック福岡教区(教区長:ヨゼフ・アベイヤ司教)は22日、「新型コロナ・ウイルス対応──公開ミサ再開に当たって」という文書を発表した。4月24日付の文書で、「共同体での公開ミサ中止を5月31日まで延長します」としていたが、5月14日に緊急事態宣言が解除されたことを受けて、「6月1日から公開ミサを再開する」と通知した。

福岡司教区カテドラル・カトリック大名町教会(写真:Atsasebo)

福岡教区は、福岡県、佐賀県、熊本県の3県を管轄区域としており、新型コロナ・ウイルスの感染者は福岡県で666人、熊本県で48人、佐賀県で47人確認されている(24日現在)。

新型コロナ・ウイルス対応──公開ミサ再開に当たって」の全文は次のとおり。

5月17日に皆様の祈りに支えられて着座式が行われました(注:福岡教区では19年4月に宮原良治司教が辞任してから教区司教が空位となっていたが、教皇フランシスコが今年4月、大阪教区のヨゼフ・アベイヤ補佐司教を第7代福岡教区司教に任命した)。新型コロナ・ウイルス感染の情況の中で、参加者を制限しなければならなかったことに対し皆さんのご理解をいただき、感謝いたします。状況が変わりましたら、皆で感謝のミサを行いたいと思います。

着座式の後、顧問会を開いてこれからの福岡教区における公開ミサと他の教会活動について話し合いました。教区内三県の緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナ・ウイルスの再感染拡大を防ぐためにこれからも努力をし続ける必要があります。政府も、各県の知事もこの点を強く呼びかています。

こういう新しい状況の中で、3月の初めから続いている公開ミサや他の教会の様々な活動の中止を再考する時期が来たと思います。従いまして、顧問会の皆さんと専門家の方々のご意見を受けて、公開ミサや教会の他の活動の再開について、注意すべきところを十分に念頭において、次のように決めさせていただきます。

1 6月1日から公開ミサを再開するようにお願いいたします。

2 同じ6月1日から教会の他の活動も、指摘されている注意点を守りながら、少しずつ再開するようお願いいたします。どういう活動を、どのように再開するかについては、各小教区の責任者にお任せします。

3 公開ミサについては、次のことを徹底してくださるようにお願いいたします。

①3密(密閉、密集、密接)を避ける
②侍者(じしゃ)がいる場合は、同じように3密を避けることを徹底する

③アルコール消毒、マスク着用

④聖堂の十分な換気

⑤洗礼盤、聖水盤に聖水を入れない

⑥しばらくの間ミサ中に聖歌を歌わない

⑦奉納の行列をしない

⑧“司祭用”のホスチアはパテナにおき、“信者用”のホスチアはピクシスに入れる

⑨司式者の飛沫(ひまつ)が飛ばないように、ピクシスに蓋(ふた)やパラをかぶせる

⑩聖体授与の前に、司祭も聖体奉仕者も、手をアルコール消毒し、信者は聖体を手でいただく

⑪茶話会やミサ後の飲食を行わない

4 ミサの参加者については、各小教区の情況に合わせて工夫してください。例えば、

①参加者が多い場合は、ミサの数を増やして、地域を決めて参加する。

②それができない場合は、二つの日曜日ごとに地域を決めて、ミサに交代で参加する。

③地区内で協力して困っている小教区を助ける。また、必要であれば教区本部事務局に連絡して、事務局の方で助ける方法を考える。

④その他にも方法があると思いますが、いずれにしても、3密が避けられるよう万全の対応をしてくださいますようお願いいたします。

長い間ミサに与(あずか)れなかった信者の皆様には、もう一度ともに集って、みことばを聴き、ご聖体をいただけることは大きな喜びだろうと思います。ただ、この状況の中で無理をなさらないようにお願いいたします。体調不良の場合は、無理をせずに、ミサの参加への自粛をお願いします。なお、従来、体調不良の場合は主日のミサに与る義務は免除されています。また、ミサを司式する司祭は、熱があったり、咳(せき)が出たりするなど体調がすぐれない場合は、ミサを司式しないようにしてください。そのような場合は、信者には主日のミサに与る義務はありません。

新型コロナ・ウイルス感染で苦しむ患者の方々、治療や介護にあたる医療関係者、困難な状況に置かれている方々、信者の世話にあたる教会関係者、そして亡くなられた方々のために祈り、また、この災禍が一日も早く収束するよう祈りましょう。

皆さんの上に神様の豊な祝福を祈ります。

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