カトリック京都教区、「緊急事態宣言」を受けて、当面の間、公開ミサの休止を継続

 

カトリック京都教区(教区長:大塚喜直司教)は17日、「新型コロナ・ウイルス感染症についてミサ等の休止の措置(その4)」という文書を発表した。3月26日付の文書で、4月19日まですべてのミサと聖週間の典礼などを行わないとしていたが、政府が16日、「緊急事態宣言」の対象地域を全国に拡大することを決めたことを受け、20日以降も当面の間、不特定多数が参加する公開のミサ、集会、講座を原則休止すると通知した。

また、その後の措置について、「ミサ等集会を再開する場合の判断基準は、各ブロックの担当する地域(県、あるいは市町村)および隣接する地域において、過去2週間、感染者が確認されていないことを条件とします」と明らかにした。

カトリック河原町教会(写真:seikokutaisenbubu)

京都教区の管区地域は京都府、滋賀県、奈良県、三重県の1府3県。新型コロナ・ウイルスの感染者が確認されているのは、京都府で225人、滋賀県で57人、奈良県で54人、三重県で26人だ。

新型コロナ・ウイルス感染症についてミサ等の休止の措置(その4)」の全文は次のとおり。

日本政府の4月17日の「緊急事態宣言」の発表を受け、コロナ・ウイルス感染症の感染拡大を避けるために、4月20日(月曜日)以降の対応を、以下の通りお知らせいたします。

1 主日のミサ参加義務の免除

4月20日(月)以降も、当面の間、京都教区のすべての信徒に、主日のミサに参加する義務を免除します。

2 ミサ等休止の継続

4月20日(月)以降も、当面の間、不特定多数が参加する公開のミサ、集会、講座を、原則休止とします。ミサの模様は、東京司教区のライブ配信等で見ることもできます。https://tokyo.catholic.jp/

3 葬儀、結婚式

葬儀は、担当司祭・関係者と充分な感染防止対策について相談の上、20人以内の小規模で行うことができます。①常時換気を行い、②会衆の間隔を2メートル取り、③飛沫感染を防ぐため近距離での歌唱、会話をしないことに注意し、葬儀のみを行ってください(通夜は行わない)。当面の間は、「みことばの祭儀」の形式で行ってください。結婚式についても、20人以内の小規模で行うか、支障がなければ延期してください。

4 聖堂の開放について

京都司教区では、原則、聖堂を開放することを自粛してください。理由は、聖堂を開放することで不特定多数の人が出入りし、ドアノブ、机、いすを日に何度も消毒する必要があり、その作業を司祭や信徒が来て行うことは、感染のリスクを伴うからです。

5 今後の措置について

1)日本政府の「緊急事態宣言」が解除された後の感染状況を見て、措置内容に変更がある場合は改めてお知らせします。

2)ミサ等集会を再開する場合の判断基準は、各ブロックの担当する地域(県、あるいは市町村)および隣接する地域において、過去2週間、感染者が確認されていないことを条件とします。感染者数が、継続して確認されている地域のブロックでは、ミサ(集会祭儀)・集会・講座など、不特定多数の人々が集まる集会を再開することはできません。

京都教区が教会でのミサ等の集会を自粛する目的は、『すべてのいのちを守るため』、先(ま)ずは皆さんのいのちを守るため、そして各自が意識しないまま感染源となり、他の方を危険にさらす可能性を避けるためです。感染を広げないため、隣人への愛の行いと祈りを捧げましょう。

今、教会共同体は、復活された主イエスへの信仰を新たにする復活節を過ごしています。どのような状況にあっても、すでに復活してわたしたちとともに歩んでおられる主イエスへの信頼のうちに、一日も早くこの感染症が収まり、世界に平穏な日々が与えられるようにともに祈りましょう。

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