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【CHRISTIANITY TODAY】全米最速で成長する教会になるには?──スタートアップ企業のように考えよ

投稿日:2018年5月28日 更新日:

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当然ながら、全米最速で成長する教会としてのクロスローズの評価は人によって大きく分かれる。

トーム師は言う。「人は私たちの方法論を『教会らしくない』といつも批判しますが、私たちのしていることを喜んで主イエスに判断していただきたいと思います。教会に期待されていることは何かという観点から自教会のあり方を評価する、これが問題に対処する秘訣です」

クロスローズが新キャンパスをオープンすると、近くの教会は、急成長する新しい隣人に脅威を覚える。シンシナティ市内のアップタウン・キャンパスがオープンする前、その地区では、同キャンパスから1マイル半離れたところにあるバプテスト教会が優勢だった。

バプテスト教会の指導者の一人(匿名希望)は、「すぐそばにクロスローズのような支配的な教会が来ると、他の教会は損害を被る」と語る。「クロスローズに移るために教会を離れていく信徒がいると、傷つく」と彼女は言う。「信徒は、プライバシーのない小さな教会の人間関係に疲れると、匿名でいられる大規模な教会に逃げていく」のだと。

クロスローズ現象を、宗教界のより大きな潮流の一コマだとする見方もある。

シンシナティのダウンタウンにあるカヴェナント・ファースト長老教会の主任牧師ラッセル・スミスの見解はこうだ。「都市部では特に、人々は一つではなく複数の教会に行っています。一つの教会の教会員になるというよりは、キリスト教のエコ・システムの中で循環しているイメージです。はっきりした線引きはなく、聖書研究にはこちらの教会、礼拝にはあちらの教会と移動しています。クロスローズも他の教会も、つまみ食いするのです」

スミスの集会に集まるメンバーの多くは年配者で、教会内にユース・グループはない。スミスの娘の一人はクロスローズのユース・グループに行っている。スミス夫妻はクロスローズのボランティアやスモール・グループのリーダーが娘にしてくれていることに感謝していると語る。

スミスは言う。「機嫌が悪い時には、クロスローズの文句ばかり言いたくなります。長々とクロスローズ批判ができてしまう。しかし機嫌がよい時には、『キリスト教信仰を、また健全な弟子であるとはどのようなことかを、人を魅了するように表現せよ』と、クロスローズに背中を押されているように感じ、意欲が湧き上がります」

クロスローズについての不平不満を自教会の教会員から聞くと、スミスは、「伝統的で、信徒は正装していて、昔ながらの賛美歌を歌い、オルガンで静かに奏楽をする教会」に向かって講壇から語るという。「皆さん、クロスローズを神に感謝しましょう。私たちの教会に入ってこない人たちに福音を届けているのですから。逆に私たちの教会は、クロスローズに行かない人たちに福音を届けているのです。主に栄光あれ。天の国は勝利します。これ以上、何が言えるでしょう」

2018年4月20日、ケリー・カー(寄稿)

ケリー・カー(Kelly Carr、元「ザ・ルックアウト」誌副編集長。現職はEditorOfLife.comの執筆・編集コンサルタント。オハイオ州シンシナティ在住。夫と共に同地のエコー・チャーチの開拓伝道を行った)

本記事はクリスチャニティー・トゥデイ(米国)より翻訳、転載しました。
出典URL:
https://www.christianitytoday.com/ct/2018/may/crossroads-cincinnati-america-fastest-growing-church-start.html

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