社会 集会

防災フェスタ2018 災害に備えて超教派で教会ネットワークを

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埼玉県新座市と、東京都東久留米市、清瀬市の教会が合同で行う「防災フェスタ2018」(主催:キリスト教会防災ネットワークNHK)が9月30日、自由学園(久留米市)で開催された。地元の教会の信徒や近隣の住民など約150人が参加した。

消防服を着て消火訓練をする子ども=9月月30日、自由学園
(久留米市)で

クリスチャン災害援助団体クラッシュジャパン東京災害対策担当の栗原一芳さんの呼びかけで2013年に始まったキリスト教会防災ネットワークNHK。新座、東久留米、清瀬の頭文字をとってNHKと名づけられた。地域の教会が教派を超え、互いに知り合い、協力していこうというのが趣旨だ。年3回、会合を開きながら交流を深め、昨年と今年は自由学園を会場に防災フェスタを開いた。そこには東久留米消防署や東久留米市役所などの行政機関や、防災用品関連企業、近隣自治会も参加する大規模なものだ。

会場には、煙体験車や、応急救護AED、通報などの訓練ができる設備が用意され、消防署員の説明を受けた参加者は積極的に体験した。この日は子どもの姿も多く見られ、消防士体験や消防車との記念撮影などが大人気だった。さらに、社会福祉協議会による応急措置方法の紹介など、災害時の備えについていろいろと学ぶ機会となった。

基督聖協団・清瀬グレースチャペル牧師の菅谷勝浩さん=9月月30日、自由学園(久留米市)で

同フェスタの世話人の一人でもある菅谷勝浩さん(基督聖協団・清瀬グレースチャペル牧師)は、NHKについて次のように話す。

「日本の教会は規模が小さいので、災害が起きたら、地域の教会が互いに協力することが必要です。NHKは立ち上げてから5年経ちますが、それまではこういったネットワークはありませんでした。以前は、教会の名前は知っているけれど、牧師の顔は知らないといった感じでした。しかし、ネットワークで結ばれたことによって、うちの教会で水道が止まったとしても、隣の東久留米の教会で水が使えるなど、互いに助け合える関係になっています。教会が地域の役に立つためにも、ネットワークは大切です」

日本基督教団・東久留米教会牧師の石田真一郎さん=9月月30日、自由学園(久留米市)で

同じく世話人の石田真一郎さん(日本基督教団・東久留米教会牧師)は、NHKが教会だけでなく地域コミュニティーとつながりを持っていることにも言及した。

「NHKによって、それぞれの教会の人たちと知り合いになれ、心強い気持ちです。それに、自由学園が地域にあることも大きいと思います。自由学園に対する地域の信頼は絶大なので、そこでNHKの防災フェスタを開催すると、教会自体も地域の人に信用してもらえます。自由学園が地域にあり、協力してくれることは神様の恵みです。防災フェスタも、何か災害が起きたとき、教会が役に立てることをアピールできる神様の導きだと思っています」

クラッシュジャパン東京災害対策担当の栗原一芳さん=9月月30日、自由学園(久留米市)で

また、NHKの呼びかけ人でもある栗原さんは、災害時におけるネットワークの大切さを語った。

「新座、東久留米、清瀬の3つの地域には15、6の教会がありますが、ここのいいところは、自由学園、クリスチャン・アカデミー・ジャパンという二つのキリスト教系の学校と、東久留米シャロームというデイケア・センターがあることです。教会だけでなく、こういったキリスト教系の施設にもつながっている。今回の防災フェスタも、『ネットワーク+地元のコミュニティー』というふうにつながっているのがとてもいいなと思います。

NHKのほかにも、いま都内7箇所で教会防災ネットワークができています。ネットワークが目指すのは、3つです。まず、互いに知り合うこと。次に、社会福祉協議会など地元のコミュニティーとつながること。3つめは、何か起きた時の初動体制を整えておくことです。日本の教会は小さいので、何かを始めると不審がられるところがありますが、ネットワークがあると信頼性が全然違います」

また、東久留米市役所主査(防災防犯担当)の井上卓さんは、クリスチャンが多い外国人と教会のつながりに注目する。「いろいろな国籍の人が増加する中で、住んでいる人たちの安全が確認できるということでも、教会の役割は非常に大切だと思っています」

煙体験ハウスでは、火災時の煙の威力を体験した=9月月30日、自由学園(久留米市)で

自由学園危機管理本部部長の蓑田圭二さんは、NHKと5年間活動を共にしてきた感想を次のように語った。

「5年前、本校にも声をかけてもらい、我々のできる範囲で参加してきましたが、教会の人たちが気持ちよく協力してくれるのがありがたいです。災害時に支援が速いクリスチャンと社会福祉協議会がもっとつながってほしい。NHKの活動が一つのモデルになれば嬉しいです」

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2018年11月17日 患難との戦い(フィリピの信徒への手紙 1:12-20)
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兄弟たち、わたしの身に起こったことが、かえって福音の前進に役立ったと知ってほしい。

つまり、わたしが監禁されているのはキリストのためであると、兵営全体、その他のすべての人々に知れ渡り、

主に結ばれた兄弟たちの中で多くの者が、わたしの捕らわれているのを見て確信を得、恐れることなくますます勇敢に、御言葉を語るようになったのです。

キリストを宣べ伝えるのに、ねたみと争いの念にかられてする者もいれば、善意でする者もいます。

一方は、わたしが福音を弁明するために捕らわれているのを知って、愛の動機からそうするのですが、

他方は、自分の利益を求めて、獄中のわたしをいっそう苦しめようという不純な動機からキリストを告げ知らせているのです。

だが、それがなんであろう。口実であれ、真実であれ、とにかく、キリストが告げ知らされているのですから、わたしはそれを喜んでいます。これからも喜びます。

というのは、あなたがたの祈りと、イエス・キリストの霊の助けとによって、このことがわたしの救いになると知っているからです。

そして、どんなことにも恥をかかず、これまでのように今も、生きるにも死ぬにも、わたしの身によってキリストが公然とあがめられるようにと切に願い、希望しています。

(フィリピの信徒への手紙 1:12-20)

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