PCR検査直前に控えて 53歳、立憲民主党の羽田雄一郎氏が死去 

画像:内閣官房内閣広報室

立憲民主党の羽田雄一郎(はた・ゆういちろう)参議院議員(長野選挙区)が27日、東京都内の病院で死去した。53歳だった。地元紙・信濃毎日新聞(号外)によると、数日前に具合が悪くなり、この日に新型コロナウイルスのPCR検査を受ける予定だったという。

羽田氏は、2017年に亡くなった羽田孜・元首相の長男。玉川大学を卒業後、伊藤忠記念財団勤務を経て、孜氏の秘書となり、1999年参院県区補選で初当選して以来、4回連続で議席を守り続けた。旧民主党政権では、国土交通大臣などを務め、現在は立憲民主党の参院幹事長として活動していた。

母方がクリスチャンの家系で、自らもキリスト教主義学校の敬和学園高等学校(新潟市)で学び、高校3年生の時、日本基督教団・新潟教会で洗礼を受けた。2012年に国土交通大臣に就任したおりの記者会見では、プロテスタントのクリスチャンであることを話し、日本基督教団・富士見町教会に所属しながらも、公務に忙殺され、なかなか通うことができない実情を語っている。

羽田氏の母・綏子(やすこ)さんは、日本製鉄、日本石油の専務、カルピス製造会長を務めた実業家・津下紋太郎(つげ・もんたろ)の孫で、日本ゴム工業(現・オカモト)副社長・津下綱平(つげ・こうへい)の長女。津下紋太郎は、岡山県の教会で金森通倫から洗礼を受けている。

 






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