今日１月２６日は山下りんの永眠日です。
カトリックやプロテスタントと違い、正教会ではイコン（聖画）が特に重要視されており、りんは日本人初のイコン画家でした。ロシアに渡りイコンを学びますが、ビザンチン式の無表情なイコンではなく、感情豊かなイタリア絵画を好みました。帰国後、各地の教会のために描いたイコンも、どことなく少女マンガのようです。
山下りん「ハリストス復活」（１８９１年）
カトリック八王子教会（東京都八王子市）会員。日本同盟基督教団・西大寺キリスト教会（岡山市）で受洗。１９６５年、兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。９０年代、いのちのことば社で「いのちのことば」「百万人の福音」の編集責任者を務め、新教出版社を経て、雜賀編集工房として独立。
