集会

2019年度日本福音功労賞顕彰式 阿部志郎氏、下稲葉康之氏、横田武幸氏

 

日本福音功労賞顕彰式(主催:日本福音振興会)が11日、お茶の水クリスチャン・センター(東京都千代田区)で行われ、横須賀基督教社会館会長の阿部志郎(あべ・しろう)氏、栄光病院名誉ホスピス長の下稲葉康之(しもいなば・やすゆき)氏、日本イエス・キリスト教団・福岡教会名誉牧師の横田武幸(よこた・たけゆき)氏が受賞した。顕彰者3人を祝して約90人が集まった。

顕彰者(前列)と日本福音振興会のメンバー=11日、お茶の水クリスチャン・センター(東京都千代田区)で

今回で25回目となる顕彰式。これまで日本福音振興会会長を務めていた泉田昭(いずた・あきら)氏から新たに会長を引き継いだ村上宣道(むらかみ・のぶみち)氏が顕彰を行い、それぞれの顕彰理由ついて次のように伝えた。

「阿部氏は、横須賀基督教社会館を通して、社会福祉事業の現場でキリスト教精神を証しし、社会福祉事業や社会福祉学会の支柱的存在として活躍した」

「下稲葉氏は、長年にわたって末期医療(ホスピス)の現場に携わり、牧師として福音宣教の働きにも従事した」

「横田氏は、九州地区における超教派の宣教活動を導き、さらに韓国教会と連携して牧会者の養成に努めてきた」

顕彰にあたり受賞者3人が挨拶(あいさつ)に立った。

阿部氏は、ハンセン病患者の救済に生涯をささげたカトリックの井深八重(いぶか・やえ)との出会いが福祉の道に進むきっかけになったことなど、これまでの人生を振り返った。そして、「わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである」(マタイ25:40)という聖句が福祉の働きの原点であり、「今まで歩んでこれたのは教会につながっていたため。これからも主のためにお役に立てれば」と語った。

下稲葉氏も次のように述べた。「40年近くホスピスの働きをしてきて、そこで出会った患者さんたちとの交流の中で、一人の人間として育てられてきました。すべての患者さんの生き方は生ける教科書。余生許される限り、イエス様に仕え、患者さんに仕えていきたい」

千代子夫人と共に登壇した横田氏は、開拓伝道の出来事を振り返り、「どんな時にも主の優しい手に引かれて旅ができたことは幸せでした。開拓伝道は主の働きなので、いつも主がその中にいて、奇跡を行ってくださる」と力を込めた。

阿部志郎氏

【阿部志郎氏】
1926年、東京都に生まれる。旧制の青山学院中等部に在学中、日本メソヂスト教会で受洗。明治学院専門学校に在学している時に兵役に服した。敗戦後、東京商科大学(現・一橋大学)に進学し、米国ユニオン神学校大学院に留学。明治学院大学助教授を経て、57年から横須賀基督教社会館での働きを始め、50年間、館長を務める。現在は同館会長。2003年、神奈川県立保健福祉大学の初代学長を務め、現在は同大学名誉学長。青山学院教会、本多記念教会から日本基督教団・田浦教会に移籍し、60年間、信仰生活を守る。日本ソーシャルワーカー協会会長、社会福祉学会会長、日本キリスト教社会事業同盟理事長、東京女子大学理事長を歴任。日本社会事業大学、青山学院大学名誉博士。朝日福祉賞、石井十次賞、第35回キリスト教功労者顕彰を受賞。著書に『福祉の哲学』(誠信書房)、『信念に、生きる』(燦葉出版社)などがある。

下稲葉康之氏

【下稲葉康之氏】
1938年、鹿児島県に生まれる。57年、鹿児島ラ・サール高校を卒業し、九州大学医学部に入学。58年、ドイツ人宣教師との出会いを契機にクリスチャンとなる。63年に卒業した後、同医学部第二内科へ入局。65年、西独ボン大学へ留学。67年、古森病院に勤務しつつ、福岡市東区で開拓伝道に従事し、香住丘キリスト福音教会を創設して伝道者としても奉仕。80年、福岡県糟屋郡志免町(かすやぐんしめまち)の亀山病院(現・栄光病院)に勤務し、末期医療(ホスピス)を担当。以後、ホスピス緩和ケアに従事し、同院の院長・ホスピス長を経て、現在、栄光会グループ理事長、栄光病院名誉ホスピス長。著書に『幸福な死を迎えたい』、共著に『癒し癒されて』(いのちのことば社)などがある。

横田武幸氏

【横田武幸氏】
1934年、香川県に生まれる。信徒の路傍伝道を通してキリストを信じて救われる。関西聖書神学校を卒業後、63年、福岡と九州の開拓伝道をして、日本イエス・キリスト教団・福岡教会を設立。同教団の伝道局長、書記、副委員長を経て、93~97年、委員長。また、関西聖書神学校の理事長、教授を務める。韓国の釜山水営路教会の元老牧師チョン・ビルド氏と30年来の親交があり、そこから生まれた日本の教職者のための牧会者セミナー(G&Gセミナー)を開く。現在、日本イエス・キリスト教団・福岡教会名誉牧師、同教団顧問。著書に『力の源泉』(日本イエス・キリスト教団・福岡教会出版部)などがある。

日本福音功労賞は、長年、日本の福音宣教に貢献した人を顕彰するもの。その始まりは、1990年、日本武道館で開催された伝道集会「ゴスペル90」の余剰金約1000万円を主催者が本田弘慈氏(日本福音クルセード主幹)に贈呈したところ、「福音宣教のために労した方々に感謝し、それを表彰するために使ってほしい」との提案があり、日本福音功労賞基金が設立された。同賞は、次の選考基準に従って決定する。①日本の福音宣教に長年にわたり貢献したこと。②日本の教会に教派を超えて貢献したこと。③日本の福音宣教の専門分野で貢献したこと。④役員全員の一致により推薦できること。(「キリスト新聞」との共同取材)

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