「ジーザス・レインズ・ジャパン」のリーダーズ・サミット

「ジーザス・レインズ・ジャパン」の第1回リーダーズ・サミットが1月21〜22日、中野ZERO小ホール(東京都中野区)で開催された。テーマは「最も高い召し、それはイエス様の統治を告げ知らせること」。

47都道府県にキリストの統治がなされるよう祈る=1月22日、中野ゼロホール(東京都中野区)で

ジーザス・レインズとは、イエス・キリストの統治(英語でreign)を祝いつつ、まだ福音を知らない人に伝道する祭典。2015年にフィリピンのセブ島で始まり、翌年8月15日、日本でも第1回の集会が開かれ、約1000人が参加した。

今回のテーマ聖句は、「こうして人の子らに主の大能のわざと主の王国の輝かしい栄光を知らせます。あなたの王国は永遠にわたる王国。あなたの統治は代々限りなく続きます」(詩篇145:12〜13、新改訳)。

最初のメッセンジャーは、「わたしたちの戦いは、血肉を相手にするものではなく、支配と権威、暗闇の世界の支配者、天にいる悪の諸霊を相手にするものなのです」(エフェソ6:12)から、次のように語った。

「光の子が列をなしていれば、悪霊が入り込む隙(すき)はない。神様の統治が広がれば、必ず日本に大リバイバルが起こる」

その後、昨年ジーザス・レインズを開催した福島と長野、東京の代表者が証しを行った。

東日本大震災を経験した福島では、多くの教会の牧師やスタッフが疲れていた。そんな中で、「今の福島には必要な働きだ」と思い、ジーザス・レインズを開催することに。「イエス様を心の中に迎える以上に大切なことはない」と語る。

長野の代表者は次のように述べた。「ジーザス・レインズを行うことに反対した人が教会から去ってしまう痛みを経験した。それにもかかわらず、神様は恵みを何倍にもして成功に導いてくださった」

東京の代表者は、「イエス様が日本を統治することを自分の口で伝えることで、それが現実となっていった」と自らの体験を話した。

47都道府県でジーザス・レインズを開催できるよう祈ったあと、2014年からフィリピンのルソン島でジーザス・レインズの働きに携わってきたメッセンジャーが登壇した。

「この集会は、単なるワーシップではなく、キリストの体に対する目覚めの声。主はすでに日本を愛している。一致した時に、神様が上から力を与え、油を注いてくださる」

ジーザス・レインズには、「ビジョン」「使命」「祈り」「名前を名乗らない」「一致」「犠牲を払って与える」「卓越性」といったコア・バリュー(核となる価値観)がある。

「これらによって、どんな霊を持っているかが明らかにされる。また、勢いを保ち続ける力ともなる。ただ座っているだけでなく、主イエスを伝えるためには、実際に前進しなくてはいけない」

次のメッセンジャーは、ジーザス・レインズで素晴らしい一致の働きを学び、体験したという。

「一致とは聖霊の働きであり、我々はその働きに整えられていなければいけない。『わたしと父とは一つである』(ヨハネ10:30)とあるように、三位一体が一致の土台。イエス様なしで一致はありえない」

そして、次のように呼びかけた。

「東日本大震災では、津波で1万2000人の人が流されて亡くなり、教会でも大きな痛みと悲しみがあった。そのようなつらいことを乗り越えたことで一致が生まれ、さまざまな教会と一緒に働けている。本当の一致は人間の力で得られるものではない。聖霊の力によって良い働きを続けよう」

最後にジーザス・レインズの創始者が登壇した。

「私たちに与えられているのは自分のものではないと認識しなければいけない。何か始めることができるのは、イエス様が与えてくださるから。神様から離れたら何も始められない。

神様は、私たちがいなくても計画を成し遂げられるが、あえて私たちを用いてくださる。私たちには、主の再臨のための道を備える役割が与えられている。

主の栄光が現されることが私たちの喜び。イエス様から目を離さないでいれば、そこには自由と喜びがある。ジーザス・レインズは、それらすべてを可視化できるものだ」

 






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