6月26日はホーリネス弾圧事件のあった日

 

今日6月26日はホーリネス弾圧事件のあった日です。1942年のこの日早朝、日本政府により牧師96人が「治安維持法違反容疑」(キリストが統治者として再臨することを説いたのが天皇制を否定するものとされました)で逮捕されました(翌年の第二次検挙と合わせて124人)。日本ホーリネス教団の創設者である車田秋次(くるまだ・あきじ)や米田豊(よねだ・ゆたか)らです。早天祈祷会をしているところに刑事が踏み込んできて、資料を押収するとともに連行されていきました。

辻啓蔵

獄死した7人の中に、元日本基督教団総会議長の辻宣道の父親、啓蔵もいました。著書『教会の処方箋』(日本キリスト教団出版局)の冒頭に印象的なエピソードが書かれています。

牧会していた青森県の弘前住吉教会が解散させられ、生計の立たなくなった家族はひもじい生活を送っていました。ある日、中2だった次男の宣道が母に言われて、カボチャを分けてもらうため、農家だった元役員のもとを訪ねます。ところが、「おたくに分けてやるカボチャはないねえ」と言われ、悔しさと憤りと惨めさに打ちのめされて手ぶらで帰ったといいます。「カボチャの人物のように調子のいいときだけ熱心というひとが多かったのではないか」。今こそ問われるべき言葉ではないでしょうか。

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