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「リオのカーニバル」に否定的なマルセロ・クリベラ市長は元「司教」

投稿日:2019年3月7日 更新日: -

 

リオのカーニバルが1日から、四旬節(受難節)の始まる「灰の水曜日」の6日正午まで行われた。「カーニバル」(謝肉祭)とは、悔い改めの期間である四旬節を前にして、節制のために肉に別れを告げるための祝宴。

しかし、肌を露出させたきらびやかな衣装の女性などが踊るカーニバルに、マルセロ・クリベラ市長は否定的な見解を持っているという。ペンテコステ派の元「司教」であるクリベラ市長とはどんな人物なのだろうか。(編集部)

リオのカーニバルのダンサー(写真:Agência Brasil Fotografias)

ブラジルのリオデジャネイロ市政の先頭に立ってから間もなく2年を迎えるマルセロ・クリベラ市長(61)。ゲイ・パレードやリオのカーニバルに対する予算を削減したことで批判を受けてきたものの、健康や教育への予算配分を優先させた結果だ。

クリベラ市長は、ユニバーサル・チャーチの「司教」やゴスペル・シンガーとして、ブラジルでは全国的な知名度がある。上院議員、水産大臣を経て、2017年にリオ市長に就任。「時限爆弾」とも言われる破綻寸前の財政を引き継いだ。

メディアから距離を置いたその政治姿勢により、彼につけられたニックネームは「行方不明の市長」。ブラジル主要週刊誌「ヴェージャ」のインタビューにクリベラ市長は、「その批判は間違っている」と語る。「毎朝7時には誰よりも早く登庁する。スポットライトを浴びるためではない。粛々と目立たず行動する。これが私のスタイルだ」

マルセロ・クリベラ市長(写真:AgênciaBrasil)

「彼の政治的決断は、政治と宗教を混同している」とたびたび批判にさらされてきた。たとえば、神聖なものへの冒涜(ぼうとく)を助長しているとして、リオでのクイールムゼウ展覧会(ブラジル芸術の多様性をテーマとし、幼児性愛や動物性愛、宗教への冒涜への称賛も含まれる)を開催することについて拒否権を発動した。この決定についてクリベラ市長は、「私に投票した人々は、すべての宗教に敬意を表すことを求めている」と明快に答えている。

「トーマス・ジェファーソン、ジョージ・ワシントン、ジョン・アダムスなど、米国の建国者たちは祈りの人だったが、決してキリスト教化政策を行ったのではない。社会に対してキリスト教の原則や価値観を広めていったのだ。

私は9歳から毎日、聖書を読み、聖書を引用しない日はない。問題は、政治と宗教を結びつけることではなく、国家と教会を結びつけることが問題なのだ」

本記事は、ブラジルのキリスト教メディア「ゴスペル・プライム」に掲載された記事より翻訳し、編集しました。

出典URL:https://www.gospelprime.com.br/marcelo-crivella-nao-passo-um-dia-sem-citar-biblia/

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