マックス・ルケードの名作絵本「たいせつなきみ」がミュージカルに

3月30日、荒井みいなさん率いる子ども劇団「リ・アミーチ・ディ・ミーナ~みいなと仲間たち~」によるミュージカル「たいせつなきみ」が板橋区立文化会館で上演された。
一昨年から準備を進めてきたが、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、上演は1年延期。昨日も状況を鑑みて無観客公演となったが、YouTubeで配信されている。

マックス・ルケードによる同名の原作絵本(いのちのことば社)は、全米で売り上げ100万部を超え、7か国語に翻訳されている大ベストセラー。

~物語のあらすじ~
あるところに、ウイミックスとよばれる小人たちが暮らす村がありました。ウイミックスはみな、彫刻家のエリが創った木彫りの小人です。
ウイミックスたちはいつも金色と灰色のシールを持ち歩き、相手のいいところ、素敵なところを見つけたら金色の星シールを、ダメなところを見つけたら灰色のシールを貼り合っていました。
物語の主人公は、みんなにバカにされ、灰色の“ダメ”シールばかりを貼られてしまう小人、パンチネロ。「どうせぼくはダメなんだ」と落ち込んでいたパンチネロは、ある出会いをきっかけに、創り主であるエリに会いに行くことにしました。
灰色のシールだらけのパンチネロに向かって、エリは「みんながどう思うかなんて大したことじゃない。私はお前のことをとても大切だと思っている」と温かく声をかけ、ありのままのパンチネロを愛していることを伝えるのでした。そして、初めて愛に触れたパンチネロの体から、灰色のシールが1枚、はがれ落ちました。

わたしの目にあなたは値高く、貴く
わたしはあなたを愛し
あなたの身代わりとして人を与え
国々をあなたの魂の代わりとする
[イザヤ書43:4]

ゲネプロ(本番直前に行うリハーサル)の様子

脚本、演出を手がけた荒井さんは、クリスチャンでもある。

「この舞台を通して届けたいメッセージは、“わたしたちはこのままで素晴らしい”ということです。昨年からのコロナ禍でさまざまな制約がある中、わたし自身も本当に“大切なもの”を考える時間でした。昨年4~6月までzoomでレッスンをしていたのですが、7月から一緒に同じ場所で稽古できた時の喜びは、涙が溢れるほどでした。今回もゲネプロまではマスク着用、本番もマウスガードをしながらの上演となりました。マスクしながら表現することの難しさを痛感しながらも、ようやくこの作品が上演できた幸せを噛みしめています」

創立15周年を迎えた「みいなと仲間たち」。今後も神の愛や命の大切さなど、心に響く作品を手がけていきたいという。

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