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◆1992年年7月28日 長谷川町子さんに国民栄誉賞
同年5月に亡くなった長谷川町子さんに国民栄誉賞が追増された日です。「サザエさん」「いじわるばあさん」などで有名な長谷川町子さんは日本初の女性プロ漫画家として知られています。戦後すぐのころに「サザエさん」の連載を始めましたが、最初は「アルバイトのつもり」だったそうです。
もともとご両親が聖公会のクリスチャンでしたが、町子さんはそれほど熱心ではありませんでした。しかし、週末に里帰りするための口実として「礼拝に行きたい」と言って、教会に通いだしたんだそうです。最終的には自らの信仰を「無教会派」だと述べました。ただ、遺骨は生前に縁のあった京都のお寺にあるのだそうです。
「サザエさん」にもほとんどキリスト教の影響はみられないので少し意外でしたが、信仰は必ずしも外見や仕事からは見えないということかもしれませんね。
皆様よい一日をお過ごしください。
それではまた明日。
MARO 1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。 10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。
著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)2022年3月15日発売。