ラスプーチンの「怪僧」たる由縁は字が読めなかったから?

おはようございます。
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◆1916年12月29日 「怪僧」ラスプーチン暗殺の日

ロシアの「怪僧」ラスプーチンは、様々な小説や物語で「悪役」として描かれます。実際、ロシア帝国の崩壊には彼の影響が強かったとされています。日本でも8世紀頃に「怪僧」道鏡が出ましたが、この二人には「国を傾けた」ということのほか、彼らにまつわる俗説には共通したものが多々あります。

後世に伝わる人物像としては非常に評判の悪い両者ですが、確かに悪いところも多々あったのでしょうが、これは彼らに敵対する勢力が流したネガティブキャンペーン的なところもあり、どこまで信憑性(しんぴょうせい)があるのかは議論が分かれるところです。

彼は「祈祷師」として人を癒し、それによって権力者からの信頼を勝ち得て出世しましたが、一説によれば祈りで癒したのではなく、当時まだあまり出回っていなかったペニシリンなどの薬を用いたのではないかとも言われています。現代でもいわゆる「超常現象」の裏にトリックがあることは珍しくありません。もちろん本当に人知の及ばない現象もあるのだとは思いますが。

そんなラスプーチンもはじめは純粋にキリスト教に心酔し、熱心にその道を追い求めた人だったようです。しかし十分な教育を受けられない境遇に育ったために字が読めず、すなわち聖書も読めず、それで勝手解釈の独自理論で突っ走ってしまいました。

心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りに頼るな。あなたの行く道すべてにおいて、主を知れ。主があなたの進む道をまっすぐにされる。(箴言3:5〜6)

聖書を多くの人が読めるようになったのは、識字率の上がった現代になってからのことですから、ラスプーチンが聖書を読めなかったことは責めるべきではありません。しかし、聖書や神様の御心に従うことは、字が読める読めないにはかかわらないことです。毎日聖書を読める現代のクリスチャンだって誰しも、つい「自分の悟りに頼って」しまうことはあります。常にそういう思いから守られるように神様に祈ることが大切なのだと思わされます。道を志すことや、熱心になることは易しくても、道を守ることは難しいものです。

それではまた明日。

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