平清盛とイエス・キリストの意外な共通点?? 

おはようございます。
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◆1118年2月10日(永久6年1月18日) 平清盛の誕生日

源頼朝が鎌倉幕府を建てたのは1192年だと、長いこと覚えてきましたが、今の教科書では1185年と書いてあるようです。「いい国つくろう鎌倉幕府」と覚えるか「いい箱つくろう鎌倉幕府」と覚えるかで、年齢がバレるそうです。僕はばっちり「いい国」派です。

さて、その鎌倉幕府が建つ前に、この世の栄華を極めていたのが平家政権で、中でもその全盛期は平清盛によってもたらされました。のちに源氏の世になって悪逆非道な人として描かれてしまうことの多くなった清盛ですが、実はイメージと違ってかなり温厚な人だったとも言われていますが、900年ほども前の人物なのでわからない点も多いようです。

中でも大きな謎とされているのがその出生です。平忠盛の子として生まれましたが、実は白河法皇の子であったという説もあります。2012年の大河ドラマ『平清盛』では白河法皇の子であるとの説が採用され、「馬小屋で生まれた」という演出がなされましたが、これはあくまでドラマ上の演出で歴史的な裏付けのあるものではないようです。生まれる前から権力者に命を狙われていた、という設定は、その出生をヘロデ王に恐れられたイエス様の出生をモチーフにしたとも言われます。馬小屋で生まれるというのも共通ですしね。

ところで、イエス様が馬小屋で生まれたというのは、クリスマス物語の定番になっていますが、実は聖書には明らかには書いてありません。書いてあるのは「飼い葉桶に寝かされた」ということだけです。まぁしかし、家の中で産んだ子をわざわざ飼い葉桶に寝かせるというのは考えにくいので、馬小屋だったんだろうということになったようですが。しかし実は馬小屋ではなく、牛小屋やロバ小屋だったという説もあります。

ちなみに聖徳太子も別名を厩戸皇子といい「厩(うまや)で生まれた」という伝説がありますが、この「厩」という字ももともと家畜小屋を示すものなので、これまた馬小屋とは限らないようです。

それではまた明日。

 






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