教会なのに「軍」?救世軍を創立したブース

おはようございます。
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◆1829年4月10日 ウィリアム・ブースの誕生日

ウィリアム・ブースは現在の救世軍の創始者です。「軍」と名付けられていますが、れっきとしたメソジスト系の教会で、教会の組織体系に軍の考え方を導入していることからこのように呼ばれます。英語では「Salvation Army」と呼ばれます。クリスマスにあちこちの駅でラッパを吹いて募金を集める「社会鍋」を見たことがある方も多いと思いますが、これはこの救世軍の働きです。世界で最も効率的な組織とか、世界で最も大きな慈善組織とか呼ばれています。

ブースさんはもともとは教会を立ち上げるつもりはなく、貧しい人たちを助ける活動をしていたのですが、貧しい人たちを本当に救うためには信仰も不可欠であるということから、やがてその活動が教会へと発展しました。と、いうのもせっかく貧しい人を助けて教会に連れて行っても、そこにもともといた上流・中産階級の人々は彼らを喜んでは受け入れなかったという背景があったのだそうです。少し残念な話ではあります。そこで、身分や階級に関わりなく、実績のみで評価されるという「軍」の概念を採用して、「救世軍」という教会ができたのです。

それではまた明日。

 






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