ヒトラーの作った恐ろしい「キリスト教」

おはようございます。
今日もクリスチャンプレスをご覧いただきありがとうございます。

◆1889年4月20日 アドルフ・ヒトラーの誕生日

アドルフ・ヒトラーはナチスの指導者で、第二次大戦やホロコーストなど彼の残した歴史への傷は癒えることなく現代にまで残っています。

Mahnstein

Jo Oh, CC BY-SA 3.0 <http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/>, via Wikimedia Commons

当時のドイツのキリスト教会には、ナチズムに対して抵抗した人も少なくありませんでしたが、結果的にはナチズムに対して無力でした。一方でヒトラーはナチス党の党綱領である25カ条綱領の中で「積極的キリスト教を支持する」と明記しました。これは積極的にキリスト教を支持するという意味ではなく「積極的キリスト教」という宗教を支持するという意味です。綱領の建前としては信教の自由は認められていましたが、事実上はこの「積極的キリスト教」への改宗圧力が人々にかかったということです。

この「積極的キリスト教」というのは「キリスト教」と名づけられてはいるものの、まったくキリスト教とは言えないものでした。聖書からユダヤ民族の書いたものをすべて排除しましたから旧約聖書すべてが排除されましたし、イエス・キリストがユダヤ民族であることも否定されました。そして「積極的にユダヤ教と戦うべきだ」と主張しました。もはやまったくキリスト教の体をなしていません。ヒトラー自身、キリスト教を嫌いだったようですが、政治に利用するために歪曲しました。

こんなへんてこな「キリスト教」なのに、これに従ってしまった教会やクリスチャンも少なくなかったというのは残念なことです。もちろん、抵抗したら強大な力によって弾圧されるのですから必ずしも彼らを責めることはできませんが。政治権力による宗教への介入は恐るべきものだと、改めて思わされます。そして、それを熱狂のうちに支持してしまう、プロパガンダや時流の恐ろしさも。

二度とそんな時代が来ないことを祈ります。

それではまた明日。

Share

Related Posts

  1. 神さまが共におられる神秘(80)稲川圭三

  2. 2020年11月2日「水と霊とによって生まれなければ」

  3. 3月25日の誕生花はカキツバタ

  4. 【毎日連載】思い出の杉谷牧師(16)下田ひとみ

  5. 5月20日は世界計量記念日

  6. 【連載小説】月の都(37)下田ひとみ

  7. 6月2日はプール学院の創立記念日

  8. 4月25日「神の霊の力によって」

  9. 4月4日「行き着くところは、永遠の命」

  10. 世界初のバブル経済「チューリップ・バブル」 

  11. 【今日は何の日】2004年11月15日 ワイ公国建国

  12. 【今日は何の日】11月19日 世界トイレの日

  13. 4月30日は東京女子大学の創立記念日

  14. 1月12日は神谷美恵子の誕生日

  15. 7月3日は涙の日

クリスチャンプレス をご支援ください

300円 1000円 5000円 10000円

※金額のご指定も可能です。

金額をご指定

リンク用バナーダウンロード

画像をダウンロードしてご利用ください。

リンクを張っていただいた場合は、ご連絡いただけると幸いです。