2020年8月30日「失われたものを探して救うため」

 

今日、救いがこの家を訪れた。この人もアブラハムの子なのだから。人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。(ルカによる福音書19章9〜10節)

当時、徴税はローマからの請負制であった。ザアカイが徴税人の頭であり、金持ちだったのは、高い金額をふっかけて情け容赦なく徴税する凄腕であったということである。ユダヤ人は徴税人を罪人と呼んで軽蔑した。

ザアカイは主イエスがエリコを通ると聞き、どんな人か見たいと思った。しかし、背が低いために、群衆にさえぎられて見ることができなかった。彼はあきらめて帰らず、道端のいちじく桑の木に登った。彼の中に何かを求めてやまない心の渇きがあった主イエスはその場所に来ると、木の上に向かって、ザアカイよ、急いで下りてきなさい。きょう、あなたの家に泊まることにしているから」(5節 口語訳)と声をかけた。彼は喜んで主を家に迎えた。しかし、これを見た人々は「あの人は罪深い男のところに行って宿をとった」とつぶやいた。あの人は神の人と思っていたが、罪人の仲間かと悪口を言った。主イエスは罪人の仲間と言われることを厭(いと)われない。主はザアカイの罪も、責めも、孤独も一緒に分かち合った。ザアカイは「主よ、わたしは財産の半分を貧しい人々に施します。また、だれかから何かだまし取っていたら、それを4倍にして返します」(8節)と言った。今まで、不正をしてでも財産を増やすことだけ考えていた彼の心に、愛が芽生えた。ザアカイは主イエスと一緒にいることによって、罪人の自分に心を留めてくださる深い主の愛に触れた。今日の聖句は、ザアカイの言葉を聞いて語った主イエスの喜びの言葉である。

Share

Related Posts

None found

  1. 2020年12月7日「わたしがあなたがたを選んだ」

  2. 3月23日「自分自身を罪に定めている」

  3. 2020年11月18日「わたしは世の光である」

  4. 2020年8月11日「収穫の主に願いなさい」

  5. 2020年9月12日「大喜びでエルサレムに帰り」

  6. 2020年11月16日「罪のない者が、まず」

  7. 2020年8月6日「貧しい人は福音を告げ知らされている」

  8. 2020年9月2日「わたしの言葉は決して滅びない」

  9. 3月24日「キリスト・イエスを通して、明らかになるでしょう」

  10. 2月26日「祈りの家と呼ばれるべきである」

  11. 2020年11月20日「神の業が、現れるため」

  12. 2020年9月16日「立ち上がり、歩きなさい」

  13. 2月27日「これが隅の親石となった」

  14. 2020年11月4日「だから、わたしは喜びで満たされている」

  15. 2020年9月1日「神のものは神に返しなさい」

リンク用バナーダウンロード

画像をダウンロードしてご利用ください。

リンクを張っていただいた場合は、ご連絡いただけると幸いです。