1月13日「御名が崇められますように」

御名が崇(あが)められますように(マタイ6:9)

今日の聖句は、「主の祈り」の第一の祈りである。名とは、その人自身、その人格を表す。神はイスラエルの歴史の中でご自身の「名」を現された。その名は「主」(ヤーウェ)、万物をあらしめている創造者、人間に語りかけられる人格である。

「御名が崇められますように」とは、神の御名が私たちの間で高められ、賛美されますようにという祈りである。とかく、私たちの祈りは、自分が人から崇(あが)められるように、自分の思いが叶(かな)えられるようにという願いに終始しがちである。しかし、主イエスは私たちに祈りを教えて、第一に祈るべきことは神の「御名が崇められる」ことであると言われた。

神の御名を崇めるとは、具体的に、主であり、天の父である神を礼拝することである。「主の日」に、すなわち主イエスが復活された日曜日に、神の宮である教会に集い、神の言葉を聞き、御子イエスを通してなされた神の救いの御業(みわざ)を賛美し、へりくだって自分の罪の赦(ゆる)しを求め、救いの恵みにあずかって感謝の応答をすることである。礼拝は、有益な話を聞いて自分を高める講演会でも、賛美歌を歌ったり聞いたりする音楽会でもない。「主の日」に仕事の手を休め、すべてのことに優先して礼拝を守ることによって、神の御名を私たちにとって最も「価値あるもの」ととして崇める。この世では、お金や権力、名誉などが「価値あるもの」とされ、神のように崇められることが多い。しかし、「御名が崇められる」とは、主なる神をおいて他の何ものも神としないという告白である。宗教改革者のルターは冒頭の言葉を、「父よ、御名が崇められるよう、私たちを助けてください」と言い換えた。

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