5月5日「彼らを自分のそばに置くため」

彼らを自分のそばに置くため、また、派遣して宣教させ、悪霊を追い出す権能を持たせるためであった。(マルコによる福音書3章14〜15節)

主イエスは山に登り、「これと思う人々」を呼び寄せた。呼び寄せられた者たちは、自分の意志で主の招きに応えたのであるが、主イエスが先に「これはと思う人」を選んだのである。主の選びこそ、私たちが主の弟子であることの確かさである。

主はみ許にいる人々の中から、特別に12人を任命し、使徒と名づけた。12人の使徒を任命することによって、主は新しいイスラエル、新しい神の民の共同体を造られるのである。

今日の聖句は、主イエスが12人を任命した目的、すなわち新しいイスラエル(教会)を造られた目的を語っている。その第一は「自分のそばに置くため」である。12人は主のそばにいて、主がどのような方かを知るのである。彼らは最初から主イエスのことが分かったのではなかった。むしろ、誤解したり、つまずいたりした。しかし、そばに居続けることによって、彼らは主の言葉を聞き、その生涯とその働きを見た。何よりも、主イエスの十字架の死と復活によって成就された神の救いを見た。

復活の主は、今、使徒たちの宣教を通して、その証言である聖書を通して、私たちに語り、私たちをそばに呼び寄せ、神の民の共同体である教会を造られる。教会の土台は使徒であり、教会のかなめ石はキリスト・イエスである(エフェソ2・19〜20)。主イエスが私たちを呼び寄せられたのは、そばに置くためである。私たちは主の言葉を聞き、祈り、賛美する礼拝において、主のそばにいるのである。主が何よりも第一に求められるのは、主のそばに居続けること、主を礼拝することである。主に見(まみ)えるために「山」に登り、喜んで主のみ言葉を聞こう。

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