2020年9月25日「主から離れることのないように」

バルナバはそこに到着すると、神の恵みが与えられた有様(ありさま)を見て喜び、そして、固い決意をもって主から離れることのないようにと、皆に勧めた。(使徒言行録11章23節)

ローマ、アレクサンドリアと並ぶ当時の三大都市のアンティオキアに教会が誕生した。この教会に異邦人も加わったという噂を聞いて、エルサレム教会はパルナパを派遣した。今日の聖句は、神の恵みを与えられたアンティオキア教会とバルナバの働きを端的に記している。

アンティオキア教会は、伝道する信徒たちの教会であった。エルサレムから散らされ、この町に住みついた信徒たちは最初、同胞のユダヤ人に伝道したが、異邦人にも伝道するようになり、救われて教会に加わる異邦人が起こされた。キリストを全世界の主と仰ぐとは言え、人種を超えて集まる教会は互いの多様性を認め合う意識の変革を求められたであろう。ゆえに、教会は指導者を必要とした。バルナバはアンティオキアに留まり、信徒たちが「主から離れることがないように」指導した。また、彼はタルソからパウロを連れて来た。アンティオキア教会はバルナバとパウロを指導者に立て、主の教えを良く学び、宣教する教会、主の御心(みこころ)を行う教会として成長した。アンティオキア教会は、飢饉(ききん)のために被害を受けたエルサレム教会に援助の品を送った。エルサレム教会は当時の教会の霊的な母教会であるが、各地の教会の上に立っているわけではない。各地の教会は自立した各個教会であったと思われる。アンティオキア教会は、主体的にエルサレム教会を支援し、教会間の主にある交わりと愛の協力を表したのである。さらに、この教会は世界伝道のヴィジョンを持ち、実行した。アンティオキア教会は、今日も私たちが学ぶべき教会である。

Share

Related Posts

None found

  1. 4月10日「神に口答えするとは、何者か」

  2. 9月3日は文鮮明が亡くなった日

  3. 2月19日はコペルニクスの誕生日

  4. 【今日は何の日】1935年9月14日 赤塚不二夫さんの誕生日

  5. 【クリスチャンビギナーズ】第6回 クリスチャンのお葬式は、礼拝!?

  6. 2月25日「見よ、お前の王が、おいでになる」

  7. 12月22日は待降節第4主日と冬至

  8. 聖書を日本語に翻訳したのはローマ字でおなじみのあの人

  9. 【今日は何の日】1557年11月22日(弘治3年11月2日) 織田信長が織田信行を暗殺

  10. 3月28日は椎名麟三の召天日

  11. 11月25日はジェームズ・ガーディナーの召天日

  12. 【連載小説】月の都(50)下田ひとみ

  13. 6月16日は矢嶋楫子の召天日

  14. 12月28日は山本覚馬の召天日

  15. 【連載小説】月の都(45)下田ひとみ

クリスチャンプレス をご支援ください

300円 1000円 5000円 10000円

※金額のご指定も可能です。

金額をご指定

リンク用バナーダウンロード

画像をダウンロードしてご利用ください。

リンクを張っていただいた場合は、ご連絡いただけると幸いです。