2020年12月13日「真理について証しをするため」

わたしは真理について証しをするために生まれ、そのためにこの世に来た。(ヨハネによる福音書18章37節)

主イエスが今日の聖句を語った時、ピラトはからかい半分で「真理とは何か」と問うた。「真理なんて、そんなものはあるか」と腹の底であざ笑ったのである。しかも、彼は主イエスの無罪を知りながら、自己保身のために、十字架刑の判決を下した。この世の生活にどっぷりと漬かって、神と向き合わない人間は、真理をあざけるピラトと同じである。

主イエスは神の「真理」について証しをするために世に来た。その生涯の言葉と業は、神に逆らう人間を赦(ゆる)し、生かそうとする神の真実の証しである。神の御子(みこ)は神に逆らう人間をみ手に抱こうとして、抗(あらが)う人間の罪のために傷つき苦しまれた。主イエスの十字架はその苦しみの極みであった。神の御子は十字架の上で人々の罪のために傷つけられ、殺されながら、罪を犯す者の赦しを御父(おんちち)に祈り、その罪の裁きを引き受けて死んだ。父なる神はその死による贖(あがな)いを受け入れて、御子を死から復活させ、信じる者を救う主として立てた。まさに神は、主イエスの生涯、その十字架の死と復活において、人を罪の支配から神のみ手に取り戻そうとする神の真実を現された。

私たちに対してこのように真実である神がおられるとは、なんと心強いことであろう。試練の多い人生にあって、神に依り頼む者は幸いである。「アーメン。神は真実です」と告白し、神を信じて歩む者を、イエスは「真理に属する者である」と言ってくださる。「神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを望んでおられます」(Iテモテ2・4)

Share

Related Posts

None found

  1. 【宗教リテラシー向上委員会】 女性ムスリムの服装に見る異文化の受容 小村明子 2020年8月1日

  2. 世界一、むき出しで無邪気で重たい祈り「ベンツが欲しい」

  3. 1月23日「私のこれらの言葉を聞いて行う者」

  4. 神さまが共におられる神秘(47)稲川圭三

  5. 【今日は何の日】2021年7月23日 東京オリンピック開会式・・・の予定

  6. 【Road to えきゅぷろ2022】 続・エキュメニカルとは何なのか

  7. 【聖書の不思議あれこれ!】第1回 「神」ってナニよ?その1 パダワン青木

  8. 2020年11月8日「あなたがたは、決して信じない」

  9. 2020年9月15日「彼らは、熱心であった」

  10. 「エッセイ」の語源を作った世界最初のエッセイスト 

  11. 【今日は何の日】1648年10月24日 ヴェストファーレン条約調印

  12. 4月10日「神に口答えするとは、何者か」

  13. 2020年8月20日「人々を連れて来て、この家をいっぱいに」

  14. 【クリスチャンビギナーズ】第4回 世界初のクリスマスプレゼント

  15. 神さまが共におられる神秘(51)稲川圭三

クリスチャンプレス をご支援ください

300円 1000円 5000円 10000円

※金額のご指定も可能です。

金額をご指定

リンク用バナーダウンロード

画像をダウンロードしてご利用ください。

リンクを張っていただいた場合は、ご連絡いただけると幸いです。