元フジテレビ・アナウンサーの中村江里子、長女が堅信式 新型コロナ下のパリのカトリック教会で

元フジテレビのフリーアナウンサー中村江里子(51)が14日、自身のインスタグラムで、長女の堅信式だったことを報告した。中村は現在、パリ在住だが、フランスはカトリック国でもあり、中村の3人の子どもはみな、2歳までに幼児洗礼を受けているという。

中村江里子のインスタグラムより

中村はインスタグラムに、パリのピンク色の朝焼けや聖堂の様子、司祭が長女の額に聖香油を塗っているところ、夫と長男と長女と次女との家族5人、そして自宅のクリスマス・ツリーの前でノースリーブのピンク色のワンピースを着た自身の写真をアップし、次のように書いた。

穏やかな朝の空。
今日は長女のConfirmation(キリスト教の堅信式)でした。
6月の予定が今日になり、またひと家族4人までは参列出来たので嬉しかったです?
9月の長男の式には長女、次女は参列出来なかったので。式に参加する子ども達は赤いリボンを首に巻いていました。
本来なら賑やかにお祝いの食事会をしますが、家族だけ
教会では完全防寒スタイルでしたが…家での昼食は
ちょっと明るい色のワンピースでお祝い気分を出してみました❤️

中村のインスタグラムには現在4万3000人のフォロワーがおり、この投稿に対しては6500人以上が「いいね!」をクリックしている。「おめでとうございます㊗️ これからの歩みの上にも神様の豊かな祝福がありますように❣️」、「堅信式おめでとうございます‼︎ 我が子も6月の予定が11月になりました。とても美しくて素敵な教会ですね✨ワンピースもお祝いにぴったりです?」などのコメントが寄せられた。

中村の実家は銀座の老舗楽器店「十字屋」で、母は父の死後に十字屋の社長を務め、その後も会長職に就いている。十字屋はもともと日本初のキリスト教書店で、1874(明治7)年、クリスチャン実業家の原胤昭(はら・たねあき)が聖書の翻訳やキリスト教書の輸入販売、出版のため、銀座三丁目に十字屋書店を開業したことに始まる。十字屋の商号の由来はもちろん「十字架」。キリスト教書のほかにも、横浜の外国人払い下げのオルガンを販売したり、教会音楽を通じて楽器や楽譜類、音響関係全般を取り扱っていた。その後、原から中村家が事業を譲り受け、楽器販売や音楽出版に転じた。

中村も2歳から教会に通い、中学から聖公会のキリスト教学校である立教女学院に学んだ。立教大学経済学部経済学科を卒業した後、1991年にフジテレビに入社してアナウンサーに。99年にフジテレビを退社し、フリーのアナウンサーやタレントとして活躍する。2000年、実業家のシャルル・エドゥアール・バルトさんと結婚してからはパリに住み、現在はパリと東京を往復しながら、テレビや雑誌、執筆、講演会などの仕事を続けている。

中村自身は洗礼を受けていないが、「フランス人の多くはカソリックであり、自然と我が家の子供たちも2歳までには幼児洗礼を受けています」と自身のブログにつづっている。今年10月2日に更新されたブログでは、長男の堅信式のことが書かれている。

事前に神父様の元、様々な勉強をし、この日にのぞみます。
カソリックの学校に通学をしているため、学校が準備をしてくださいました。
息子の1学年上まではノートルダム大聖堂で堅信式を行っていました。
ご存知のように、今は修復中なので・・・
別の教会で式が執り行われました。
……白い服を着た子供たちが通路を歩き、神の恵みを受けます。

フランスでは統計上、約70%がカトリックだとされているが、実際に教会のミサに毎週出席して信仰生活を送っているのは全人口の10%以内と言われている。

堅信というのは、幼児洗礼を受けた者が自ら信仰をはっきりと公言し、そうして表明した信仰に恥じない生活をすることができるよう強められる秘跡(サクラメント)で、カトリックにおける7つの秘跡(洗礼、堅信、聖体、ゆるし、病者の塗油、叙階、結婚)の一つ。プロテスタントでは洗礼と聖餐の二つをサクラメントとしているが、幼児洗礼をしている教派では信仰告白式として堅信と同様の儀式を行う教会もある。

 






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