10月14日はビング・クロスビーが亡くなった日

 

今日10月14日はビング・クロスビーが亡くなった日。米国の歌手であり、俳優です。

「聖メリーの鐘」のビング・クロスビー(写真:Utzdman55)

1942年に発売され、全世界で4500万枚以上も売れた「ホワイト・クリスマス」は、『羊をめぐる冒険』で主人公が26回もリピートするほど、村上春樹作品では定番です。ほかにも「サイレント・ナイト」などクリスマス・キャロルも歌っていることから、「クリスマス・ソングの王様」と呼ばれています。

また、ミュージカル映画全盛期に生涯で57本の映画に出演しました。映画「我が道を往く」(レオ・マッケリー監督)では、ニューヨークの下町にある古びた教会の立て直しのために派遣された若い神父オマリーを演じ、アカデミー主演男優賞を受賞しています。戦時中に制作されたにもかかわらず、戦意高揚などとはいっさい関係なく、またアクションや派手な見せ場もなく、若い神父と老いた神父のやりとりを中心にした、静かで人間味あふれた同作品は、作品賞や監督賞など7部門を獲得しました。映画評論家の淀川長治さんが戦後、進駐軍の兵士たちに「最近観た映画で良かったものは」と質問したところ、皆が口をそろえたように「Going My Way(我が道を往く)」と答えたといいます。

クロスビーのオマリー神父とイングリット・バーグマンのシスターが共演した同監督による「聖メリーの鐘」は姉妹作です。

 






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