訃報

童謡「サッちゃん」の作曲家、大中恩(めぐみ)さん召天

投稿日:2018年12月6日 更新日:

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童謡「サッちゃん」「いぬのおまわりさん」などで知られる作曲家の大中恩(おおなか・めぐみ)さんが3日午後9時40分、菌血症のため東京都港区の老人ホームで召天した。94歳。葬儀は8日正午、日本基督教団・霊南坂教会(東京都港区赤坂1の14の3)で。喪主は、妻でソプラノ歌手の北原聖子(きたはら・せいこ、本名・大中清子=おおなか・せいこ)さん。

大中恩さん(写真:遺族提供)

1924年、東京都出身。父は、「椰子(やし)の実」を作曲した作曲家でオルガン奏者の大中寅二(とらじ)さんで、霊南坂教会のオルガニスト、聖歌隊長であったことから、恩さんは子どものころから歌に親しんでいた。45年、東京音楽学校(現・東京藝術大学)作曲科を卒業し、55年、作曲家の中田喜直(なかだ・よしなお)さんらと作曲家集団「ろばの会」を結成。子どものための音楽創作をライフワークとし、ラジオやテレビを通して童謡を広めることに尽力した。いとこで作家、詩人の阪田寛夫(さかた・ひろお)さんが作詞した童謡「サッちゃん」や「おなかのへるうた」、また「いぬのおまわりさん」(佐藤義美作詞)、「ドロップスのうた」(まど・みちお作詞)など、数多くの作曲を手がけた。また、合唱曲や歌曲も評価が高い。

82年に日本童謡賞を受賞。89年に紫綬褒章、95年、旭日小綬章。

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雜賀信行(さいか・のぶゆき)

雜賀信行(さいか・のぶゆき)

「クリスチャン・プレス」編集長。カトリック八王子教会(東京都八王子市)会員。日本同盟基督教団・西大寺キリスト教会(岡山市)で受洗。1965年、兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。90年代、いのちのことば社で「いのちのことば」「百万人の福音」の編集責任者を務め、新教出版社を経て、雜賀編集工房として独立。2001年からキリスト新聞社をはじめ、キリスト教出版社を中心に書籍や雑誌の編集を数百冊手がけてきた。著書に『人生が変わる聖書のことば60』(いのちのことば社)、『牧師夫人新島八重』『キリシタン黒田官兵衛』『宮沢賢治とクリスチャン』などがある。

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