【米CT】プロライフ女性議員の増加

(訳注:プロライフとは「命を守る」ことを意味する言葉で、妊娠中絶の禁止を掲げる運動を指す。反対にプロチョイスは「中絶を選ぶ権利」を掲げる運動のことを指す。)

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Even after doubling the number of GOP women in the House, abortion restrictions still face an uphill battle with a Democratic majority.
Pro-life legislators in the US House of Representatives made major gains on Tuesday with the election of 13 new pro-life women and the reelection of the House’s 11 incumbent pro-life women.
With female pro-life candidates running in eight House races that have not been called, the pro-life presence could still grow.
A record-breaking 107 women were elected to the House in 2020, surpassing the previous record of 102 set in 2019.
Pro-life groups welcome the new representatives and the encouragement their presence will provide to their pro-life colleagues.
Carol Tobias, president of the National Right to Life Foundation, said men advocating for the rights of the unborn are sometimes dismissed because they don’t deal with the direct effects of pregnancy the same way as women do.
“Bringing in more pro-life women will give encouragement and support to the leaders who have been speaking up for years,” she said.
Thank you for standing up for unborn children. We look forward to working with you to continue to save lives! As more races are called, we will continue to add to this list!

困難な状況のなか、前進を続けるプロライフ運動

下院の共和党女性議員数は2倍に増えたが、民主党が過半数を握る下院で「中絶の制限」は依然として困難な状況だ。

火曜日、米国下院において13人の新しいプロライフ女性議員が誕生した。11人の現職プロライフ女性議員が再選したことも相まって共和党にとって喜ばしい知らせとなっている。
まだ8地区の選挙結果は正式な宣言がなされていない段階だが、プロライフの存在感は今後さらに高まる見込みだ。

2020年には107人の女性議員が下院に選出され、2019年の記録(102人)を上回って歴代一位となった。
プロライフの議員グループは新議員らを歓迎し、プロライフ運動に仲間が加わったことに励ましを受けている。

プロライフ団体「命の権利(National Right to Life Foundation)」のキャロル・トビアス会長は「胎児の生きる権利を擁護する男性議員もいますが、女性のように妊娠に直接関わることがないため、その意見が十分に認められないこともあります」「プロライフの女性議員が増えることは、これまで長い間活動してきた議員たちにとっても励ましと支えとなるでしょう」と話した。

胎児のために立ち上がってくれてありがとう。皆さんと共に命を救う働きが出来るのを心から楽しみにしています。集計が分かったものから、その結果をこのリストに追加していきます!

プロライフ運動における共和党のリード
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All of the pro-life representatives elected this week are Republicans, and many say their position on abortion stems from their Christian faith.
“These gains are a repudiation of abortion extremism and further evidence that life is a winning issue in politics,” said Marjorie Dannenfelser, president of the pro-life Susan B. Anthony List in a statement celebrating the surge in pro-life women elected.
Seven of the 13 new pro-life women flipped seats previously held by Democrats, including Nancy Mace who defeated incumbent Joe Cunningham in South Carolina’s 1st Congressional District.
Mace, a 42-year-old single mother of two, will now become the first Republican woman to represent the 1st Congressional District. Mace mentions among her positions that she believes the right to life is God-given.
Diana Harshbarger, a pharmacist from Kingsport, Tennessee, won about 76 percent of the vote to serve Tennessee’s 1st Congressional District. She served as Sunday school teacher of 25 years, and according to her campaign website, derives her pro-life position from her faith.
In one of her campaign ads, Harshbarger says, “Jesus is Lord, and his light fills our lives, even through the chaos. Even as we’re attacked by our neighbor, his hand and our faith will guide us to salvation.”
Mary Miller, the new representative for Illinois’s 15th Congressional District, said, “My family and my faith in God always come first.” She has served as a Sunday school teacher and Vacation Bible School volunteer, and she attends Oakland Christian Church in Oakland, Illinois.
Florida representative-elect Kat Cammack, who will become the youngest Republican woman in the House at age 32, gained the support of Baptists, Methodists, Mormons, and Catholics in her district when she launched a Faith and Pro-Life Coalition. “As a young, millennial, pro-life woman, I have the unique opportunity to engage with my generation and those younger on the importance of fighting for the unborn,” she said.
With Democrats maintaining control of the House, Tobias said it was unlikely the pro-life representatives could advance any legislation restricting abortion, but she is “thrilled” to see more leaders opposed to abortion coming to the Capitol.
In the US Senate, three pro-life women won reelection: Wyoming’s Cynthia Lummis, Iowa’s Joni Ernst, and West Virginia’s Shelley Moore Capito. Georgia’s Kelly Loeffler advanced to a runoff in January.

今回の選挙で選出されたプロライフの議員はすべて共和党員であり、プロライフと言う立場は「自身のキリスト教信仰」に由来すると多くが語っている。

プロライフ女性議員たちの当選を祝う声明の中で、マージョリー・ダンネンフェルサー社長(スーザンB.アンソニーリスト社)は「新たなプロライフの議員が増えたことは、中絶に賛成する過激派の意見の拒絶を指し、(胎児の)命が今でも政治的支持を集める理由となることを意味しています」と述べた。

サウスカロライナ州の第1議会地区でジョー・カニンガム候補(現職)を破ったナンシー・メイス候補など、新たに当選したプロライフ女性議員13人のうち7つの議席は、それまでは民主党員のものだった。

2人の子どもを育てるシングルマザーであるメイス(42歳)は、第1議会地区としては初めての共和党女性議員となる。
メイスは自信の信条について話す中で「命の権利は神から与えられるものだと信じている」と述べた。

テネシー州キングスポート市で薬剤師として働いていたダイアナ・ハーシュバーガーは、テネシー州第1議会地区で約76%の票を得て当選した。
彼女の選挙ウェブサイトでは、彼女が日曜学校の教師を25年間務めたこと、プロライフの立場は彼女の信仰観に基づいたものであることが記されている。

選挙広告の1つで、ハーシュバーガーはこう述べている。
「イエスは私たちの主、その光は混沌の中にあっても私たちの生活を満たします。隣人に襲われるようなことがあっても、イエスの手と私たちの信仰は私たちを救いへと導くでしょう。」

イリノイ州第15選挙区で新しく選ばれたメアリー・ミラー議員は「常に最優先なのは家族と信仰のことです」と言う。
イリノイ州オークランドの教会メンバーである彼女は教会の日曜学校とバケーション・バイブルスクール(休暇中の聖書塾)でボランティアを務めてきた。

フロリダ州のキャット・キャマック議員(32歳)は共和党議員としては最年少の下院女性議員となる。

彼女が市民団体「信仰とプロライフ連合」を始めたとき、その立ち上げを支えたのは地元のバプテスト、メソジスト、モルモン、カトリック信徒たちだ。
彼女は「若いミレニアル世代のプロライフ女性として、私は『胎児のために戦うこと』の重要性について自分の世代や若い世代にも語りかけることの出来る独特なポジションにいると思います」と語っている。

「命の権利」のトビアス会長は、民主党が下院を支配している現状では中絶を制限する法案が通る可能性は低いとしながらも、中絶に反対する議員が国会に加わることは「とても興奮する」出来事なのだという。

一方、米国上院では、3人のプロライフ女性が再選された。加えてジョージア州のケリー・レフラー議員の選挙は1月に決選投票が行われることになっている。

著者はメーガン・ファウラー。
本記事は「クリスチャニティー・トゥデイ」(米国)より翻訳、転載しました。翻訳にあたって、多少の省略をしています。
出典URL:https://www.christianitytoday.com/news/2020/november/pro-life-gop-women-us-congress-house-elected.html

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