聖学院大学の「クリスチャン推薦」と「キリスト教関係者推薦」 間もなく第1期出願期間終了

 

聖学院大学(埼玉県上尾市、清水正之学長・理事長)には、推薦入試として「クリスチャン推薦」「キリスト教関係者推薦」がある(ほかには公募推薦とスポーツ推薦。2020年度入試要項)。

聖学院大学北キャンパス(写真:Keawbunroung)

「クリスチャン推薦」の出願基準は、所属する教会の牧師が推薦するクリスチャンであること。「キリスト教関係者推薦」は、キリスト教に関心があり、教会に連なっているクリスチャン関係者の推薦があることだ。

「クリスチャン推薦」(専願)はすべての学科で募集している。第1期の出願期間は、郵送では9月7日の消印有効。窓口では9月6日の午前9時~午後3時まで。審査日は9月14日で、合格発表は9月20日。手続期間は9月20日~10月4日。

第2期の出願期間は、郵送では10月1日~30日の消印有効。窓口では、10月30日の午前9時~午後3時まで。審査日は11月9日で、合格発表は11月15日。手続期間は11月15日~28日。

出願資格は、入学試験に合格した場合は必ず入学する者。高校か中学を卒業、および2020年3月までに卒業見込みの者。通常の課程による12年の学校教育を修了した者、および2020年3月までに修了見込みの者。学校教育法施行規則第150条の規定により、高校を卒業した者と同等以上の学力があると認められた者、および2020年3月31日までにこれに該当する見込みの者。

クリスチャン推薦の出願は、オープン・キャンパスや相談会などでの事前相談が必須。出願希望者は、オープン・キャンパスの際、キリスト教センターまで(予約不要。キリスト教センター 電話:048-725-5494 直通)

出願基準は、所属する教会の牧師が推薦するクリスチャンであること。洗礼を受けた者か、信仰告白をし、または堅信礼を受けた者であること。ただし、牧師と受験生が親族関係にある場合、役員会の推薦書を提出する必要がある。

入学後、大学のキリスト教関連クラブ(ボランティア・アソシエーション、聖学院大学クリスチャン・フェローシップ聖書研究の会、聖歌隊、ハンドベル・クワイア、聖学院大学フィルハーモニー管弦楽団、聖学院大学復興支援ボランティアチームSAVE)で活動する意志のあること。

大学の学習に耐え得る十分な基礎学力があること。

出願書類はアドミッション・センターまで問い合わせを。

審査方法は書類審査(高等学校調査書、課題、800字の志望理由書)と、課題に基づく面接。検定料は3万円。

「キリスト教関係者推薦」(専願)は、政治経済学科、欧米文化学科、日本文化学科、心理福祉学科で募集している。

第1期の出願期間は、郵送では9月7日の消印有効。窓口では、9月6日の午前9時~午後3時まで。審査日は9月14日で、合格発表は9月20日。手続期間は9月20日~10月4日。

第2期の出願期間は、郵送では10月1日~30日の消印有効。窓口では、10月30日の午前9時~午後3時まで。審査日は11月9日で、合格発表は11月15日。手続期間は11月15日~28日。

出願資格は、入学試験に合格した場合は必ず入学する者。高校か中学校を卒業、および2020年3月までに卒業見込みの者。通常の課程による12年の学校教育を修了した者、および2020年3月までに修了見込みの者。学校教育法施行規則第150条の規定により、高校を卒業した者と同等以上の学力があると認められた者、および2020年3月31日までにこれに該当する見込みの者。

キリスト教関係者推薦入試の出願は、オープン・キャンパス、相談会などでの事前相談が必須。出願希望者は、オープン・キャンパスの際、キリスト教センターまで(予約不要。キリスト教センター 電話:048-725-5494 直通)

出願基準は、キリスト教に関心があること。教会に連なっているクリスチャンの関係者の推薦があること。入学後、大学のキリスト教関連クラブ(ボランティア・アソシエーション、聖学院大学クリスチャン・フェローシップ聖書研究の会、聖歌隊、ハンドベル・クワイア、聖学院大学フィルハーモニー管弦楽団、聖学院大学復興支援ボランティアチームSAVE)で活動する意志のあること。全体の評定平均値が3・0以上、かつ全教科中いずれか1教科の評定平均値が3・5以上であること。

出願書類についてはアドミッション・センターに問い合わせを。

審査方法は、書類審査(高等学校調査書、課題、800字の志望理由書)と課題に基づく面接。検定料は3万円。

聖学院大学は、「神を仰ぎ、人に仕う」(Love God and Serve His People)を建学の精神(スクール・モットー)とするキリスト教学校。また、標語として「敬虔と学問」のラテン語とともに、「真理はあなたたちを自由にする」(ヨハネ8:32)というキリストの言葉が、ギリシア語の原語で図書館の壁に掲げられている。

聖学院は東京都北区に本部を置き、大学のほかに、聖学院幼稚園、聖学院みどり幼稚園、聖学院小学校、聖学院中学・高校、女子聖学院中学・高校、聖学院アトランタ国際学校(米国)を経営している。

米国のディサイプルス派の宣教師ハーヴェイ・H・ガイが1903年、石川角次郎らの協力により、東京・駒込に聖学院神学校を設立し、日本人伝道師を養成したのが始まり(後に青山学院神学部と合同)。大学は88年に設立された。現在、3学部6学科3大学院研究科を擁するほか、総合研究所、出版会などが付置されている。

ディサイプルス派がプロテスタントの中に誕生したのは、19世紀初期に米国の教会間に起こった教会合同運動に端を発する。この運動の根本理念は次の3点に要約されるという。①教会は教派的に分かれることなく、一つでなければならない。②教会の分派をなくすためには、全教会が認める簡略な信仰告白「イエスはキリスト、我らはその弟子(ディサイプルス)なり」に立つこと。③この信仰告白に基づくため、特に新約聖書を重んじること。

教会政治は会衆制をとり、各個教会主義で、信徒も牧師などと等しくキリストの弟子であることを主張する。洗礼(バプテスマ)は浸礼で、聖餐(主の晩餐)は毎週守られる。日本のディサイプルス派はすべて現在、日本基督教団に属している。

 






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