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東京神学大学、神学の学びの場をオンラインで提供 公開夜間神学講座を動画で配信中 

東京神学大学(東京都三鷹市)は、公開夜間神学講座ショートレクチャーの動画をオンライン上で公開した。これまでに「神学入門」と「神学とは何か?新約聖書の視点から」の2本が無料で配信されている。

これは、通常、毎週月曜日と金曜日の午後6~8時に銀座の教室で行なっている信徒向けの神学講座が、2020年度はコロナ感染症の影響で「休講」となったことに鑑み、受講を予定していた人たちに、神学の学びの場を少しでも提供したいとの願いを込めて、配信を始めた。講座の責任者である学外活動委員長の中野実教授(新約聖書神学)がショートレクチャーを準備し、学内で撮影・編集を行った後、9月30日に「神学入門」、10月9日に「神学とは何か?新約聖書の視点から」を公開した。

東京神学大学(以下、東神大)の夜間講座は、長い伝統を持つ神学の場で、その歩みは、東神大の歴史と共にあり、学外活動の重要な1つとなっている。これまでの受講生はすでに1000人を超え、今年度には74期生を迎えた。講座の講師陣には、東神大で教える教師のほとんどが加わっており、神学という学問の深さ、広さを味わうことのできる絶好の機会となっている。さらにキリスト教音楽、キリスト教美術、牧会カウンセリングなど、多方面にわたる講義も提供している。

今回公開された動画の中で、中野教授は、コロナ禍により、今年度の夜間講座の全プログラムを中止したことは苦渋の選択だったと述べ、そのような中で、少しでも何かを発信できればという思いから、スタッフの協力を得て、「神学入門」という短い講義をオンラインで発信することになったことを明かす。そのうえで、東神大の夜間講座が、カルチャーセンターなどで行われる一般向けのキリスト教神学に関する講座ではないことを強調し、次のように話す。

「東神大の使命の中心は、伝道者を育成し、教会やキリスト教学校などに送り出していく働きです。しかし教会(信仰共同体)を建て、育てる という本学の使命は、いわゆる『教職者』(牧師、教師)を育成ということにとどまらず、『信徒』 の方々をも力づけ、育てることとも深くつながっているのです。そのような意味で、信徒向けの神学講座である『夜間講座』もまた、東神大の使命のとても重要な部分を担ってきた、と言えるでしょう」

動画配信は、連続の講座ではないため、今後のスケジュールは未定だが、続けてほしいという声が多数寄せられているため、休講中の2020年度後半にも数回、スポットでの企画を検討しているという。

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