【米クリスチャニティ・トゥデイ】牧師がうつに苦しむ時(対訳)

 

「牧会活動は弱い心には向かない」。神学校でも教会でも、教授やベテラン牧師は、古き西部を切り抜けてきた保安官さながら、若い後継者が直面する危険をそう警告する。

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Vocational ministry, they say, is not for the faint of heart. In seminaries and in churches, professors and seasoned pastors alike often play the part of weathered sheriffs in an old western, warning their young successors of the dangers that lie ahead.

私が牧会の現場に入った時、牧会上のやっかいな課題、強情な教会員、説教への絶え間ない要求に対する心備えはできていた。しかし、最初の教会で重要な仕事に正面から取り組んでいたころ、牧会活動が心の健康に及ぼす問題については考えもしなかった。そうして、私は自分がうつになっていることに気づいた。

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When I entered the ministry, I was prepared for the challenges of taxing pastoral care, recalcitrant church members, and the unending demands of the pulpit. I was not prepared for the challenge that vocational ministry would present to my mental health as I was still coming to grips with the weighty task of parish ministry in my first church. I found myself caught up in the throes of clinical depression.

私にとって、うつでありながら普通に生活し、牧会することは、胸ほどの高さまである水の中をランニングするようなものだ。技術的には可能かもしれないが、それは2倍苦しく、すぐに疲れてしまう。「神は私を忘れてしまったのではないか」と思うことさえあった。困難な状況、おまけに難しい条件の中で信仰深くあろうと努力したにもかかわらず。

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For me, living and ministering with depression is akin to running in chest-deep water; technically, you can do it, but it is twice as hard, and you become fatigued quickly. I occasionally wondered if God had forgotten about me as I strove to be faithful in a difficult context and with a difficult condition to boot.

そういう牧師は私だけではないだろう。

牧師は「うつに強い」という神話

最近の統計によれば、教会の教職者は強いストレス状態や燃え尽き症候群になる傾向があり、うつ病を誘発する要因にさらされている。脳内のある生物学的特徴と結びついた仕事は、人種や年齢、神学的伝統にかかわらず、うつ病を招きかねない。

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Recent statistics demonstrate that clergy are prone to high levels of stress and burnout, factors that contribute to the likelihood of depressive episodes. A challenging job combined with certain biological features in the brain can result in major depressive disorder in clergy, regardless of race, age, or theological tradition.

同時に、教会はうつに対して沈黙してきたか、少なくともガードしてきた。それは思いやりがないからではなく、理解がなかったのだ。一般信徒や教会指導者は、キリスト者としての人生とうつとの間にある明白な不協和音と戦っている。「もしイエスが勝利されているなら、なぜ私はこんなに悲しいのか。もし神が支配し、被造物を贖(あがな)ってくださるなら、なぜ私は1日が始まる前から希望もなく、疲労困憊(こんぱい)しているのか」。これが自らに投げかけている問いだ。

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At the same time, the church has often been silent, or at least guarded, on depression—not for lack of caring, but for lack of understanding. Lay Christians and church leaders struggle with the apparent cognitive dissonance between depression and the Christian life. “If Jesus has achieved the victory, why am I so sad? If God reigns and is working to redeem creation, why am I mired in hopelessness and exhaustion before the day begins?” Those are the questions we may ask ourselves.

一方、教会には、うつをめぐるより潜在的な誤解が存在する。うつは例外なく、個人的な罪の結果だというのだ。ここ数十年、教会内の権威的な人物はうつ状態のキリスト者を、マーティン・ロイドジョンズがかつて用いた表現で形容してきた。「うつのキリスト者とは矛盾した言葉であり、福音を伝える者にふさわしくない」と。もし牧師がうつなら、その牧師の心の中に隠れた罪が潜(ひそ)んでいると見なされる。そして、ただ回心するだけで、うつは取り去られるという。

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Meanwhile, a more insidious misunderstanding surrounding depression exists in the church, that depression is, without exception, the direct result of personal sin. Until recent decades, authoritative figures in the church might have described a depressed Christian in words similar to those once used by Martyn-Lloyd Jones; that a depressed Christian was “a contradiction in terms, and a very poor recommendation for the Gospel.” If a pastor was depressed, it was assumed that some secret sin was lurking in his heart. If he would only repent, the depression would lift.

しかし教会は、うつに苦しむ人々を苦しめようとしていたわけではない。理解の欠如がそうさせてきたのだ。ありがたいことに、脳医学の進展と、うつへの効果的な治療によって、うつをめぐる誤った考え方が崩れつつある。

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While the church hasn’t intended to wound those who suffer from depression, a lack of understanding has often done that. Thankfully, as medical science continues to learn more about the brain and how to effectively treat conditions like depression, misconceptions surrounding depression are being dismantled.

聖書の物語から、私たちの考えを補強してみよう。(次のページへ続く)

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A story from Scripture may corroborate what we’re learning.
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