西南学院大学名誉教授の八田正光氏、召天 87歳

 

西南学院大学名誉教授の八田正光(やつだ・まさみつ)氏が6月25日に召天した。87歳。葬儀は27日、故人の遺言により家族葬で行われた。お別れの会などの予定はない。

1932年生まれ。49年、日本バプテスト連盟・佐賀教会で、「パンくず牧師」と呼ばれた加来国生(かく・くにお)牧師より受浸。55年、西南学院大学文学部神学科を卒業して、1年間、松江教会の牧師として開拓伝道に携わり、56年、西南学院大学神学専攻科修了、62年、米国サウスイースタン・バプテスト神学校修了。アジア・バプテスト神学大学院を経て英国オックスフォード大学に留学。

62年から西南学院大学文学部で教え、73年に教授となり、宗教部長(75~79年)、教務部長(83~87年、91年)、国際文化部長(87~91年)、理事・評議員を歴任。2002年に定年退職し、名誉教授になる。

67年〜69年、福岡城西教会協力牧師、71年〜76年、田隈教会協力牧師、77年〜96年、春日原教会協力牧師、恵星幼稚園園長、96年〜2015年、福岡教会会員、汀幼稚園園長、15年から春日原教会会員。

訳書にエドウイン・ルーサー・コープランド『アメリカ南部バプテスト連盟と歴史の審判──ひとつの根源的な罪の痕跡』(新教出版社)、ウィリアム・バークレー聖書註解シリーズ8『ローマ』(ヨルダン社)、D・S・ラッセル『聖書の中間時代──後期ユダヤ教の歴史・文学・思想』(同)、C・H・ドッド『イエス──キリスト教起源の探究』(同)などがある。

 






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